アジア各国が領有権を主張する東・南シナ海 海底の石油埋蔵量はどのくらいあるのか

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101010-00000001-sh_mon-bus_all
MONEYzine 10月10日(日)16時40分配信

 南シナ海には、豊富な天然資源があるとされ、中国、台湾、フィリピン、ブルネイ、マレーシア、ベトナムインドネシアスプラトリー諸島南沙諸島)などをめぐって、7カ国が領有権を主張している。また東シナ海においても、日本、中国、台湾が領有権を主張する尖閣諸島 (中国名:釣魚島)付近でも、石油の埋蔵が確認されている

 中国メディアは4日、中国海洋石油総公社(CNOOC)の李緒宣研究員が、「南シナ海の石油埋蔵量推定値が230億トンであるとし、『第2のペルシア湾』だ」との見解を明らかにしたと報道した。

 2008年の中国政府の調査では、中国内の石油埋蔵総量は246億トンと発表されており、南シナ海の推定値は、現在の中国全体の原油埋蔵量とほぼ同量といえる。この海底資源を争って、周辺各国が権利主張を行っている。

 一方、東シナ海尖閣諸島問題に関して、台湾の馬英九台湾総統が「中国、日本、台湾が尖閣諸島の領有権を争う真の理由は、大量の石油埋蔵のためだ」と語ったと台湾メディアが4日、報じている。

 1969年から70年にかけて国連が行った調査では、東シナ海の海底油田の石油埋蔵量は、約1000バレル(約150億トン)とされており、世界第2の産油国イラクに匹敵する量だ。

 尖閣諸島では9月7日に日本巡視船と中国漁船の衝突事件が発生し、日中間で本格的な領有権紛争のきっかけへと発展した。今後もアジア各国の間では、海底資源をめぐる領有権争いが続きそうだ。

加藤秀行、簗瀬七海)

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最終更新:10月10日(日)16時40分

まぁ各国がどれだけの石油を支配下に置いたら満足するかが分からないのでなんともいえませんが、尖閣は日本のものと言うのは、間違いないんじゃないでしょうか。

尖閣の問題に関しては、ここら辺からたどって下さい。
中国 清時代の地図を改ざんして「尖閣は中国領」と主張
http://d.hatena.ne.jp/navi-area26-10/20101006/p1