竹島の不法占拠問題 島根県議会が意見書可決

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101015-00000632-san-int
 沖縄県尖閣諸島沖での中国漁船衝突事件を受け、島根県議会は15日、政府に同諸島の領有権を強く主張するとともに、島根県竹島についても韓国に毅然(きぜん)とした対応を求める意見書を賛成多数で可決した。

 意見書は、竹島問題について「政府の対応は、韓国に竹島を不法に占拠されている本県において大変憂慮すべきこと」としている。
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関連記事にある銃撃戦の可能性の記事ですが、以下になります。
竹島周辺で銃撃戦の可能性」 安倍氏が明かす韓国海洋調査事件

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101009-00000573-san-pol
産経新聞 10月10日(日)0時35分配信


日韓で領土問題になっている竹島。高校の地理歴史の教科書からは表記が消え、領土問題の後退を印象づけた(1998年6月17日 撮影)(写真:産経新聞

 平成18年7月に竹島周辺海域で韓国が海洋調査を強行した事件で、韓国側が調査船に同行させていた海洋警察庁警備艇に、日本の海上保安庁巡視船に対して射撃を許可していたことが9日、分かった。射撃許可は日本政府にも伝わっており、日韓で銃撃戦となる可能性があったようだ。

 当時官房長官だった安倍晋三元首相が同日、東京都文京区の拓殖大学で開かれた同大創立110周年シンポジウムで明らかにした。

 調査は18年7月5日、韓国海洋調査院所属の海流調査船「海洋2000号」が、竹島近海の日本側の排他的経済水域EEZ)と竹島周辺の日本領海内で実施した。海上保安庁は巡視船を派遣し無線などで調査中止を求めたが韓国側が強行。警備艇が調査船と巡視船の間に割り込むなど、一時緊迫したが、物理的な衝突はなかった

 安倍氏は韓国側が海軍の艦艇も周辺海域に派遣していたことを紹介。「危害射撃命令が(韓国の)盧武鉉大統領からひそかに下った」と明らかにした。日本政府は、韓国側の海洋調査を阻止すれば銃撃戦になると想定。安倍氏竹島周辺での阻止活動をやめたという。

 安倍氏はこのほか、中国漁船衝突事件の中国人船長釈放について「こういう事案は官房長官が判断する(のが通例だ)。官房長官海上保安庁と外務省を呼び細かい判断をする。(今回も)実際には(仙谷由人官房長官が)判断したと思う」と述べ、検察当局が釈放を判断したとする政府の見解を虚偽だと指摘した。

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最終更新:10月10日(日)11時22分

実際には日本が銃撃戦なんて出来るわけがないので、こういう結末になったという話ですね。しかし韓国では違ったように報道されてます。
独島:韓日、06年に銃撃戦寸前だった=産経新聞
http://www.chosunonline.com/news/20101011000009

独島 | 盧武鉉 | 安倍晋三

 韓国と日本が、2006年に独島(日本名:竹島)近海で銃撃戦になる寸前だった、と産経新聞が10日報じた。06年に韓国が独島周辺の海洋調査を行った際、日本が妨害しようとし、当時の盧武鉉ノ・ムヒョン)大統領が、日本の巡視船に対する威嚇攻撃命令を内密に下したという。

 同紙によると、当時日本の官房長官だった安倍晋三元首相が9日、拓殖大学で行われたシンポジウムで「06年7月、韓国海洋研究院の独島周辺調査を阻止するため、海上保安庁の巡視船を送ったところ、周辺の海域に韓国海軍の艦艇が派遣された。盧大統領が、内密に威嚇射撃命令を出した状態だった」と話した。さらに、「海洋調査を阻止した場合、起こり得た銃撃戦を憂慮し、官房長官だったわたしの判断で巡視船の阻止活動を中断させた」と話した。

 韓国政府は当時、日本の巡視船をけん制するために海洋警察庁の三峰号(5000トン級)など、警備艦2隻を派遣していた。
東京=鮮于鉦(ソンウ・ジョン)特派員

朝鮮日報朝鮮日報日本語版

まぁ記事の中では銃撃戦を避けるために日本が折れたというのは同じなのですが、見出しが銃撃戦寸前って。韓国側がやる気満々なだけで、日本側はそんなことまず無理ですから。でも寸前っていうのが韓国人の普通の感覚なんでしょうね。

当時の記事はこんなかんじ
2006/07
韓国船、竹島海域に侵入 EEZ内 海保の中止要請拒否

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060705-00000017-san-pol
 【ソウル=久保田るり子】韓国の国立海洋調査院所属の海流調査船「海洋2000号」は5日、日韓が領有権を主張している竹島(韓国名・独島)周辺海域の日本側排他的経済水域EEZ)内で調査活動を開始した。日本は同水域を警戒中の海上保安庁の巡視船「だいせん」(3374トン)が調査中止を要請したが、韓国側は「調査を妨害しないでほしい」と拒否し、日本政府は外交ルートで韓国政府に抗議する方針だ。韓国側は調査は1日で終了する予定としている。

 韓国は調査船が竹島付近海域で海流調査に着手したことを受け、海洋警察庁が非常警戒勤務体制に入った。韓国は竹島に「独島警備隊」を配置しており、同警備隊と海洋警察庁が調査が完了するまで警戒勤務に当たる。

 日本は「海洋2000号」が日本のEEZ海域に入った直後、無線などを通じ海洋調査の中止を要請海上でのにらみ合いとなっている。韓国側は調査船と日本の巡視船の動きを注視し、万一の事態に備え隊員の非常出動も準備している。

 外務省の谷内正太郎事務次官は5日午前、外務省に韓国の羅鍾一駐日大使を呼び、強く抗議するとともに、このまま調査を強行すれば、日本側も調査を再開する考えを伝えた。

 これに対し、羅氏は「(韓国の調査は)主権に基づいた当然の権利であり、日本側の主張は受け入れられない」と述べた。
産経新聞) - 7月5日16時13分更新

まぁ緊迫していたということは伝わりますね。