ビンラディン容疑者はパキスタンで「快適な」生活

http://www.cnn.co.jp/world/30000581.html
2010.10.19 Tue posted at: 09:41 JST

カブール(CNN) 北大西洋条約機構NATO)の高官が、国際テロ組織アルカイダの指導者オサマ・ビンラディン容疑者はパキスタン北部の住宅に潜伏しているとの見方を明らかにした。

同高官によると、ビンラディン容疑者は地元住民やパキスタン情報当局の一部メンバーに守られて比較的快適に暮らしているとみられる。アルカイダのナンバー2、アイマン・ザワヒリ容疑者も近くの住宅に住んでいるとみられ、「洞窟で暮らしているアルカイダのメンバーはいない」という。

パキスタンは一貫して、アルカイダの指導部をかくまっている事実はないと否定している。

ビンラディン容疑者はここ数年、中国との国境に近い北西部の山岳地帯チトラルや、アフガニスタンの旧支配勢力タリバーンの拠点があったトラボラに隣接するクラム地区などの近辺を移動しているとみられるという。

ビンラディン容疑者は2001年、トラボラで米軍の爆撃から逃れたと伝えられている。米当局者はこれまで何年もの間、ビンラディンザワヒリ両容疑者の所在は確認できないとしていた。

NATO高官はさらに、タリバーン指導者のオマル師がここ数カ月でパキスタンのクエッタとカラチの間を行き来しているという米国の見方も確認した。

こうした情報の出所は明らかにしなかったが、同高官はNATOの最高機密情報を入手できる立場にある

これについてアフガニスタンパキスタン担当のホルブルック米特使は、特に目新しい情報はないと話している。

他にもこの報道を元にしたような報道がいくつかありますが、たとえこれが本当だとしたら、お得意の無人機攻撃はなぜしないんでしょうか。また米国とパキスタンとの微妙な関係を壊すような発言が今出てくる理由も良く分かりません。