チベット族の高校生5千人超デモ 中国語強制に反発

http://www.asahi.com/international/update/1020/TKY201010200365.html
2010年10月20日20時10分

 【北京=峯村健司】中国青海省黄南チベット族自治州同仁県で19日朝、六つのチベット族学校の高校生ら5千〜9千人が、中国語による教育の強制に反発して、抗議デモをした。チベット独立を支援する国際団体「自由チベット・キャンペーン」(本部・ロンドン)が20日明らかにした。

 地元当局は最近、チベット語と英語の授業を除く、すべての教科を中国語で教えるように変更した。高校生らは地元政府庁舎前で、「民族や文化の平等を要求する」などと叫んだという。自治州では2008年のチベット騒乱の際も大規模なデモが起きている

関連トピックス

チベット

キーワード:
チベット族
中国語
青海省
自治

こんな記事も
・ 上海万博特集
・ 〈コラム・ルポ〉週刊アジア
・ 人民日報ニュース
・ アジア記事一覧
・ 中国特集

上のは朝日新聞ですが、読売新聞でも別の情報源からの報道がありますね。
チベット族の高校生ら7千人デモ…漢語強要で

http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20101020-OYT1T00963.htm
 【北京=関泰晴】米政府系のラジオ自由アジア(RFA)などによると、中国青海省黄南チベット族自治州同仁県で19日、チベット族の高校生ら7000人が「漢語(共通語)による教育を強要され、チベット族の言語や文化が衰退する」などと抗議し、市街をデモ行進した。

 同県の高校6校の生徒が同日朝、地元当局庁舎前でデモ行進を始め、周辺寺院の僧侶も加わった。参加者は「チベット語の使用を拡大しよう」「民族の平等を守ろう」などと、横断幕を掲げて抗議した。

 地元当局が、チベット語と英語を除く全教科で漢語による授業を行う「教育改革」に踏み切ったことが反発を招いたという。漢族の教員が大量流入し、チベット族は失業すると危機感も広がった
(2010年10月20日19時42分 読売新聞)

青海省は何度か出ています。
http://d.hatena.ne.jp/navi-area26-10/searchdiary?word=%C0%C4%B3%A4%BE%CA
デモが平穏無事にすんでくれればいいのですが。もちろんデモの目的が達成されればそれに越したことはありませんけど。