「プロセスに深刻な欠陥」 ミャンマー総選挙で国連報告者

http://sankei.jp.msn.com/world/asia/101021/asi1010211032000-n1.htm
　ミャンマーの人権状況を担当する国連のキンタナ特別報告者（アルゼンチン）は２０日、ニューヨークの国連総会第３委員会（人権）で年次報告を行い、ことし１１月に実施予定の総選挙に関して「プロセスに深刻な欠陥がある」と述べ、強い懸念を示した。

　キンタナ氏はことしに入り、-新しい選挙関連法の実施などで「表現、集会の自由がさらに制限されている。政治犯の釈放も全くされていない」と指摘。高額な立候補者登録費用や、政府寄りでない政党が組織する時間が短いことなど、全国民の参加が確保できていないと強く批判した。

　また、多数の少数民族の政党や候補者も選挙プロセスから除外され、治安の悪さを理由に３００の村で選挙が中止されたとし、「少数民族地域で（武力衝突の）緊張が高まっている」と指摘した。（共同）

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■スー・チーさん、総選挙「投票しない」　ミャンマー
http://d.hatena.ne.jp/navi-area26-10/20101020/p3