ロシアでは上院の民主党死守に安堵 米中間選挙
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101103-00000582-san-int
産経新聞 11月3日(水)22時35分配信
オバマ政権の発足後、米露関係の「リセット」を旗印に対米協調路線に舵（かじ）を切ったロシアは、対露強硬派が多い共和党の躍進を望ましいとは考えていない。ただ、条約の批准承認権を握る上院で民主党が過半数を死守したことは、一定の安堵（あんど）の材料ともなっている。
「オバマ大統領はロシアにとって受け入れ可能なパートナーであり、オバマ氏が力を失いすぎないことがわが国には重要だ」。露科学アカデミー米カナダ研究所のクレメニュク副所長はこう指摘する一方、目下の関心事である米露新核軍縮条約（新ＳＴＡＲＴ）の批准承認は上院の専権事項であることから「さして大きな影響はない」とみる。
一方、露下院のコサチョフ国際問題委員長は「共和党は下院での多数派という地位を利用しオバマ氏の外交政策を批判するだろう。選挙後、米露関係が容易なものになることはまず予想されない」（インタファクス通信）と警戒している。（モスクワ 遠藤良介）
最終更新:11月3日(水)22時35分Yahoo!ニュース関連記事
・ 米中間選挙は共和躍進で下院制す、上院は民主が死守へ写真（ロイター） 3日(水)15時53分
・ 米中間選挙 民主、下院大敗も上院は過半数動画（日本テレビ系（NNN）） 3日(水)14時53分
・ 民主、歴史的な大敗＝下院で共和60超躍進―大統領、厳しい再選戦略・米中間選挙（時事通信） 3日(水)14時17分
・ 共和躍進、下院で過半数＝上院は民主多数派死守―米中間選挙（時事通信） 3日(水)10時24分
・ ＜米中間選挙＞オバマ政権正念場 「上院過半数」に躍起（毎日新聞） 10月31日(日)21時34分この記事に関連するニュース一覧を見る（5件）
関連トピックス
ロシアがアメリカの政治に注目しているとは考えもしませんでした。しかしアメリカとの仲が悪くなれば対日協調とかあるんでしょうか。
