鳩山氏「情報クーデターなら大変厳しい」 尖閣映像流出

http://www.asahi.com/politics/update/1106/TKY201011060227.html
2010年11月6日19時42分

 民主党岡田克也幹事長は6日、尖閣諸島沖で起きた衝突事件を撮影したと見られるビデオ映像がインターネットに流出した問題について、「国家としての情報保秘の体制に問題がある。国の大きな危機だ」と述べ、政府与党で情報管理の徹底に取り組む姿勢を強調した。遊説先の福岡市で記者団に語った。

【写真特集】尖閣ビデオ流出

 一方、鳩山由紀夫前首相は6日、佐賀市の講演で「海上保安庁か検察のどちらかが(ネットに)流したのはほぼ明らか。政府にいる人間が政権批判を行う情報クーデターとすれば、政権にとって大変厳しい話だ」と語った。同席した原口一博総務相も「役所(の職員)が(故意に)やったとすれば、国家に対する反逆に近い」と述べた。

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岡田克也
鳩山由紀夫
尖閣諸島

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クーデター、反逆、と言っても国民のほとんどは支持してるんじゃないでしょうか。あんたたちは普段国家なんか大事にしてましたっけという気すらするんですが。他にも
仙谷氏、会見で中国に敬語を乱発 自覚なき「利敵表現」

http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/101108/stt1011080911002-n1.htm
軍事情勢 大国に怯む国、大国が怯む国

 「中国人民解放軍が日本を侵略なさいました」

 日本国民が絶対に使ってはならない「利敵表現」である。ところが、仙谷由人官房長官(64)は平然と、何ら抵抗感なく、ごく自然に、この種の表現を使いこなしている沖縄県尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件で、日本政府の予想に反して、中国側が強硬姿勢を強めてきたことに、あろうことかこう言い放った。9月29日の記者会見の席上であった。

 「中国は司法権の独立、政治・行政と司法の関係が近代化され、随分変わってきていると認識していたが、あまりお変わりになっていなかった」

 この発言だけなら、東大出身の弁護士でも語法の間違いぐらいはあるから、問題になどしない。だが、船長以外の船員と漁船を中国に戻す際の9月13日にも「14人と船がお帰りになれば、違った状況が開けてくるのではないか」と表現、中国の姿勢軟化を予想し結局、はずしている。さらに9月28日には、東シナ海・白樺ガス田付近を航行中の中国海洋調査船について「周辺にいらっしゃることは確認している」と述べた

 仙谷長官は全体、中国がいかなる国家であるか自覚しているのだろうか。尖閣諸島を自国領と強弁し、わが国公船(海上保安庁の巡視船)に体当たりしてきただけではない。10月15日には、商務省の姚堅報道官から「日本は中国で巨利を得ている。中国批判は道理に合わないし、その資格すらない」とまで非難されているのだ。菅直人首相(64)が通貨安競争をめぐり、中韓両国に「責任ある行動をしてもらいたい」と苦言を呈したことへの反応だったが、日本が主権国家であることを無視した暴言だ。もっとも、楊潔●(=簾の广を厂に、兼を虎に)外相(60)をして、中国の西太平洋支配に対する関係国の懸念に触れ「中国は大国である。他は小国である。それが現実だ」と言い切れる国である。

国家というものについて国民一人一人も考え直すいい機会のようです。