東エルサレム、入植住宅1300戸を新規計画

http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20101109-OYT1T00376.htm
中東

 【エルサレム=加藤賢治】AP通信などによると、イスラエル内務省は8日、パレスチナ自治政府が将来の独立国家の首都と主張する東エルサレムで、ユダヤ人入植住宅約1300戸の新規建設計画を進める方針を明らかにした。

 パレスチナ側の反発は必至だ。

 イスラエルパレスチナの直接和平交渉は、入植問題を巡る対立で中断しており、仲介役のオバマ米政権が再開に向け調停を続けている。

 新たな入植住宅建設計画について米国のクローリー国務次官補(広報担当)は8日、「深く失望した」と記者団に述べ、不快感を示した
(2010年11月9日11時09分 読売新聞)

この国もいい加減にしてほしい。自分らはこんなこと↓でパレスチナを非難してるくせに
イスラエル副外相>「パレスチナ主権国家」承認要求を批判

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101104-00000063-mai-int
 【エルサレム花岡洋二】今月中旬に来日を予定するイスラエルのアヤロン副外相は、エルサレム毎日新聞と単独会見した。中東和平交渉が中断している中、パレスチナ自治政府アッバス議長がパレスチナ主権国家として承認する国連安保理決議を求める考えを表明したことに対し、「(承認は)パレスチナの現状に何ら変化をもたらすものでなく和平交渉を破壊する脅しだ」と批判した。副外相は訪日で、安保理非常任理事国である日本の政府関係者にイスラエルの立場を説明するとみられる。

 副外相はまた、パレスチナ側からのユダヤ人入植活動「凍結」要求について、「包括的な和平最終合意の中で解決されるべき問題。(和平交渉再開の)前提条件を提示することでパレスチナが交渉を拒んでいる」と主張。イスラエル側が再度の「凍結」策をとることに否定的な考えを示した。

 米国の中間選挙で野党・共和党が勝利したことについては「米国の国益が変わるわけではなく、イスラエルとの深い友好関係や外交政策に変化はない。イランや北朝鮮の核開発問題とパレスチナ和平問題でのリーダーシップに期待する」と話した。

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どうにもなりませんね。