次期戦闘機、機種触れず…F35開発遅れで

http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20101109-OYT1T01277.htm
 防衛省は9日、航空自衛隊の次期主力戦闘機(FX)について、来月策定する次期「中期防衛力整備計画(中期防)」では具体的な機種の明記を見送り、「新戦闘機」として整備の方向性を示す方針を固めた。

 有力候補の一つで、米英など9か国が共同開発中の「F35」の性能情報が不足しているうえ、開発の遅れによって米空軍の実戦配備が2016年以降にずれ込む見通しとなったためだ。

 次期中期防は、11年度から5年間の防衛力整備を明記するものだ。FXの機種選定では、F35のほか、英独など欧州4か国が共同開発した「ユーロファイター」、米国製の「FA18E/F」が候補となっており、防衛省は当初、この中から選んで次の中期防に機種と機数を明記することを目指していた
(2010年11月10日03時03分 読売新聞)

FX選定 F35に一本化へ 23年度概算要求 7億円計上
http://d.hatena.ne.jp/navi-area26-10/20100824/p3
とありましたが、状況が変わったようです。ユーロファイターとかになれば、
英防衛機器「BAEシステムズ」 日本に売り込み攻勢 FXの機種選定で存在感
http://d.hatena.ne.jp/navi-area26-10/20100825/p2
で言われていたように、

「日米同盟に波風を立てるつもりはないが、防衛力強化の必要性が高まるアジア・太平洋地域で、米国一国に戦略的に依存することを望まない国は多い」と語り、F35ライトニングIIを牽制し、ユーロファイターをアピール

というのが有効になってきますね。