「思いやり予算」は別扱い=首相判断に―政策コンテスト

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101112-00000160-jij-pol
 政府は12日、2011年度予算案に設ける「元気な日本復活特別枠」(1兆円超)に盛り込む事業を絞り込むため、2日目の公開ヒアリングを行った。玄葉光一郎国家戦略担当相を議長とする「評価会議」が、防衛や国土交通など4省の計99事業の目的や効果を聴取。その結果、焦点の在日米軍駐留経費の日本側負担(思いやり予算)について、日米同盟への影響を考慮して他の事業とは別扱いとすることを決めた

 特別枠に盛り込むかどうかを含め、予算編成での最終的な扱いは菅直人首相の判断に委ねる方針だ。

 公開ヒアリングは、予算編成過程の透明化を図る政策コンテストの一環。評価会議はヒアリング結果などを参考に、各省庁が要望した189事業(計約2.9兆円)について、12月初旬までにA〜Dの4段階の評価付けを行う。

 日米間で見直し協議が続いている思いやり予算に関し、防衛省は「日米同盟の証しだ」として、現行水準(10年度予算額で1881億円)を維持するよう要望。これに対し、玄葉氏は「この場の議論にはなじまない」と述べ、評価付けの対象とはしない考えを示した。
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しかしアメリカは増額をもとめていましたが、
思いやり予算「米に言われる筋合いない」 防衛相反発
http://d.hatena.ne.jp/navi-area26-10/20101002/p1
現行維持が精一杯のようですね。アメリカにそんなところだけたてついても、バランスの取れた外交ができるとは思えませんが。