「中国の宗教弾圧続く」米報告書、ウイグルなど挙げ非難

http://www.asahi.com/international/update/1118/TKY201011180117.html

2010年11月18日10時52分

 【ワシントン=村山祐介】米国務省は17日、世界各国の「宗教の自由」の現状をまとめた年次報告書を発表した。中国を例年と同様に「特に懸念される国」に指定し、当局が新疆ウイグル自治区チベット自治区などで弾圧を続けているとして非難した。

 報告書では新疆ウイグル自治区で、昨年7月のウルムチの大規模騒乱の後、モスク閉鎖など宗教活動への弾圧が強まったと指摘。チベット自治区でも「政府による厳しい抑圧が続いた」と分析した。天安門事件20周年や上海万博など「敏感な時期」には、全土で宗教団体の監視が強化されたという。クリントン国務長官は同日の会見で「政府による嫌がらせの報告を受けている」と述べた。

 報告書では中国のほか、ミャンマービルマ)やエリトリア、イラン、北朝鮮サウジアラビアスーダンウズベキスタンを「特に懸念される国」に指定している。

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http://d.hatena.ne.jp/navi-area26-10/20070918/1190127484
のころから変わってませんね。