日本が防衛力を大幅増強へ=香港紙

朝鮮日報ですが。

http://www.chosunonline.com/news/20101122000028
記事入力 : 2010/11/22 10:20:32

 中国の軍事力拡大と尖閣諸島(中国名:釣魚島)をめぐる領有権争いに危機感を強める日本が、防衛力の大幅な増強に踏み切る方針を打ち出したことが分かった。

 香港紙「サウスチャイナ・モーニング・ポスト」は21日付で、日本が6年ぶりに改正する「防衛計画の大綱(防衛大綱)」で、台湾に隣接する与那国島自衛隊の部隊を配備し、武器輸出禁止政策を廃止する方針を宣言する可能性が高いと報じた。

 来月に発表を予定している防衛大綱には、日本の本島と台湾の間に連なる南西諸島で、防衛力の増強を図るとの内容が盛り込まれることが分かった。これによると、尖閣諸島の南西にある日本最西端の島、与那国島に遊撃隊の形で部隊を駐屯させ、周辺の四つ-五つの島に軍事施設を建設する案が盛り込まれている。

 また、日本の武器輸出と外国との武器の共同開発を原則的に禁止する「武器輸出3原則」を修正し、日本の軍事関連企業が米国やオーストラリア、インド、韓国の軍需企業との武器の共同開発に参加することを認める内容を盛り込むことが分かった。

 また、海上自衛隊の潜水艦を現在の16隻から22隻態勢に増やし、米国・オーストラリア・韓国・インドなど周辺国の海軍と協力して中国海軍の規模拡大を抑制する計画も盛り込まれているという。

 香港紙「文匯報」は21日付で、「防衛大綱には、日本の航空自衛隊が今後10年以内に、沖縄本島那覇基地に配備する戦闘機を、現在の20機から30機に増やすとの内容も含まれている」と報じた。日本の防衛・安全保障の専門家、森本敏教授(拓殖大)は、「今回の大綱が、日本の防衛戦略の画期的な転換点になるだろう」と評価した。

 一方、香港紙「明報」は21日付で、尖閣諸島の周辺海域で20日、ヘリコプターを搭載した中国の漁業監視船「漁政310」と「漁政201」が一時、日本の巡視船と対峙(たいじ)したと報じた。日本の海上保安庁も、「20日午前8時25分ごろ、日本側の航空機が尖閣諸島近隣の海上で中国の漁業監視船1隻を発見し、約20分後にもう1隻を確認した」と発表した。

香港=李恒洙(イ・ハンス)特派員

朝鮮日報朝鮮日報日本語版

防衛省>哨戒機P1、10機調達へ 対中警戒強化
http://d.hatena.ne.jp/navi-area26-10/20101119/p4
というのもありました。戦闘機を30機に増やすのは、これですね。
那覇の戦闘機30機に増強へ 中国視野、新大綱で防衛省

 防衛省が10年以内をめどに、航空自衛隊那覇基地の戦闘機を現行の約20機から約30機に増強し、1飛行隊から2飛行隊体制に改編する方向で検討していることが19日、複数の同省幹部の話で分かった。南西諸島の警戒監視機能も強化する。

 中国海軍の空母建造の動きなども視野に、対領空侵犯措置の緊急発進(スクランブル)能力を向上させ、緊迫時に周辺空域で航空優勢を確保するのが目的で、中国側の強い反発も予想される。

 年内に策定する新たな「防衛計画の大綱」に、「戦闘機部隊の充実」や「監視機能の強化」などと書き込む方向で、記述内容を調整している。

 那覇基地では2009年3月、F4戦闘機から高性能なF15戦闘機への切り替えが完了し、飛行隊には現在、約20機のF15が所属防衛省はこの飛行隊の戦闘機を減らした上で、F15かF2戦闘機の飛行隊を新設する方針。時期によっては、次期主力戦闘機(FX)で編成する可能性もあるという。

 空自全体の12飛行隊、戦闘機約260機の体制は維持する方針で、那覇基地の増強と引き換えに、他の基地の飛行隊を2から1に減らすことを想定している。

2010/11/20 02:02 【共同通信

この記事はともかく、日本はこう見られてるわけですね。