ウィキリークス創設者の逮捕、性病検査の拒否など発端か

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101208-00000394-reu-int


 12月7日、ウィキリークス創設者ジュリアン・アサンジ容疑者の逮捕は、性病検査の拒否などが発端であったことが分かった。写 真はアクセス不能になったウィキリークスの米サイトなど。4日撮影(2010年 ロイター/Valentin Flauraud)

 [ワシントン 7日 ロイター] 政府等の内部文書を公開する民間サイト「ウィキリークス」の創設者ジュリアン・アサンジ容疑者(39)を性犯罪容疑で告訴したスウェーデン人女性2人は当初、告訴するつもりはなかったことが分かった。同容疑者の側近と接触のあった複数の人物が明らかにした。

【アサンジ氏逮捕で、今後の展開は】 特集 ウィキリークス

 女性2人は同容疑者を捜し出し、性病検査を受診させようとしただけだった。2人は8月、アサンジ容疑者とそれぞれ性的関係を持った後、同容疑者に検査受診の説得を試みたが失敗。証言者によると、2人はアサンジ容疑者が敵対者に追跡されることを恐れて、携帯電話の電源を切っていたため、連絡を取るのに苦労したという。

 その後、2人そろって告訴ではなく心理的サポートを受けるため警察署を訪れ、事情を聴いた警察官が検察当局に報告。婦女暴行の容疑などで逮捕状が発行されたが、翌日になって当局は取り下げた

 しかし、2人が新しく雇ったスウェーデンの著名弁護士が、婦女暴行容疑の捜査を再開すべきだと主張し、検察幹部に再検討を要求。その結果、当局が捜査再開を決め、アサンジ容疑者はスウェーデンを離れた後、国際指名手配された。

 同弁護士によると、アサンジ容疑者に対する容疑は、コンドーム未着用の性交渉を強要したことと、性病検査を拒否したことに関連していたという。

 アサンジ容疑者は7日、滞在先の英国で同国の警察当局に性犯罪容疑で逮捕されたが、同容疑者がスウェーデン当局の初期捜査段階で、2人の電話を受け同国内にとどまっていれば、今回の逮捕にいたらなかった可能性もあった。

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昨晩も
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http://d.hatena.ne.jp/navi-area26-10/20101208/p6
で、ウィキリークスについて書きましたが、逮捕容疑にコンドームが関係してるのは確かなようですね。