ロシア爆撃機が御蔵・八丈島間を飛行―空自が戦闘機発進で対応
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101215-00000076-scn-int
防衛省統合幕僚監部は14日、ロシアのTu−95型機2機が（日本領空に近い）太平洋を飛行したため、戦闘機の発進などで対応したと発表した。Tu−95型機はオホーツク海から北海道東沖、三陸海岸沖などを南下した後、御蔵・八丈島間の上空を通過した。伊勢湾南に出た後は、進路を南、ついで東に変え、伊豆諸島と小笠原諸島の間を通り、ふたたび三陸沖を北上。北海道東沖で今度は、わが国北方領土である色丹海、国後島上空を通過し、サハリン（樺太）最南部を通ってロシア沿海州方面に去った。防衛省統合幕僚監部の示した地図によると、ロシア機は日本の領空には侵入しなかった。
Tu−95はソ連時代にツポレフ設計局が開発した長距離爆撃機。現在はロシア空・海軍が運用している。
防衛省統合幕僚監部によると、12月前半にロシア機が日本に接近したため戦闘機発進などで対応したのは6日、8日、14日の3回。（編集担当：如月隼人）
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