パキスタン反米と親中。
まず反米
■パキスタンのCIA責任者が出国、名前漏れ安全に懸念
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101218-00000007-cnn-int
ワシントン（CNN） 米中央情報局（CIA）は17日までに、パキスタンに駐在するCIAの最高責任者が過激派の攻撃の標的になったとして、この責任者を出国させる措置を取った。米情報機関当局者が明らかにした。パキスタンでの非公然活動を指揮する立場にあるCIA責任者の身元は治安対策などで機密扱いとなっているが、パキスタン人男性が最近起こした損害賠償訴訟で責任者の名前が名指しされていた。
このパキスタン人男性は、米国が実行したと主張する無人機攻撃で息子と兄弟が殺害されたとして5億米ドルの損害賠償を求めていた。パキスタンの地元メディアが訴訟を報じたことでCIA責任者の名前がさらに知られ、過激派の標的になったとみられる。
CIAの報道担当者は責任者の出国については言及を避けたが、CIA要員の安全を期するのは最優先事項だとし、差し迫った脅威がある時はなおさらだとも強調した。CIAの地区責任者がテロリストの標的となった事例は過去にあるとも指摘した。
CIAのパキスタン地区責任者は無人機攻撃などの作戦に大きく関与しているとされる。米政府は公式に認めていないが、CIAはアルカイダ系などのイスラム過激派の拠点となっているパキスタン北西部の部族地域で無人機によるミサイル攻撃を加速している。民間人が巻き込まれて死亡する例も多く、パキスタン国民の反米感情を煽る結果にもなっている。
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まぁ無人機攻撃なんかやられたら、反米にもなりますね。
■テロ容疑者殺害は合法か 米地裁が親族の訴え却下
http://d.hatena.ne.jp/navi-area26-10/20101209/p1
■＜国連＞米軍空爆による市民の犠牲増を懸念 非協力も批判
http://d.hatena.ne.jp/navi-area26-10/20091029/p1
参照。
またパキスタン国内で米軍が行動していることは、米兵の死者が出たことによって表に出ました。
■イスラム武装勢力が犯行声明、パキスタン自爆テロ
http://d.hatena.ne.jp/navi-area26-10/20100204/p5
また根強い密約説もあります。
http://news-net.ddo.jp/cgi-bin/estseek.cgi?phrase=%E7%84%A1%E4%BA%BA%E6%A9%9F%7C%E7%84%A1%E4%BA%BA%E6%94%BB%E6%92%83%E6%A9%9F+%E5%AF%86%E7%B4%84+%E3%83%91%E3%82%AD%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%B3&perpage=100&clip=-1&navi=0&attr=&order=_date_
ここまでパキスタンの反米でした。
次に親中、といってもそんなにたいした記事ではないかもしれませんが。
■パキスタン、中国の支援で原発建設…首脳が合意
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20101218-OYT1T00333.htm
【ニューデリー＝新居益】パキスタンを訪問している中国の温家宝首相は１７日夜、イスラマバードでギラニ首相と会談し、中国の支援による原子力発電所建設など、エネルギー分野を含む協力関係強化で合意した。ＡＦＰ通信によると、パキスタンのカイラ情報相は首相会談後に記者会見し、「中国政府はパキスタンのすべてのエネルギー関連プロジェクトに資金供給すると約束した」と述べた。パキスタン東部チャシマでは、中国企業が原子炉２基を新設する計画が進んでおり、同計画も会談で取り上げられたとみられる。
情報相は、また、会談で約２００億ドル（約１兆６８００億円）の商談が成立したことを明らかにした。商談の規模は、温首相がパキスタンに先立ってインドを訪問した際にまとまった約１６０億ドルを上回り、中国が伝統的な友好国であるパキスタンを重視していることを裏付けた。
（2010年12月18日11時42分 読売新聞）
■中国式「資源」獲得術 「真珠の首飾り戦略」のどかな港が要衝に
http://d.hatena.ne.jp/navi-area26-10/20100403/p1
でも中国は「真珠の首飾り戦略」でパキスタンに港を作っていましたね。
