外国部隊死者700人に アフガン過去最悪更新

http://sankei.jp.msn.com/world/asia/101219/asi1012191828001-n1.htm


19日、アフガニスタンの首都カブールで、武装勢力に破壊されたバスの前を歩くフランス軍兵士(ロイター)

 ロイター通信によると、アフガニスタンに駐留している外国部隊の2010年の死者数が19日、700人に達した。過去最悪だった昨年の521人を大きく上回っている

 同国に展開している国際治安支援部隊(ISAF)は、死者数増加について、米軍の増派を受け、反政府武装勢力タリバンの大規模な掃討作戦を展開するなど攻勢を強めたことが要因だとしているが、治安情勢の悪化は明白となった。

 ISAFは19日、同国南部で爆弾による攻撃があり、兵士1人が死亡したと発表。国籍などは明らかにしていない。

 AP通信などによると、首都カブールと北部クンドゥズ州で同日、武装勢力がアフガン国軍のバスと新兵訓練施設を攻撃し、兵士ら少なくとも計10人が死亡した。タリバンが実行を認めた。(共同)

数日前にはこんな記事がありました。
来年7月撤退開始を堅持=アフガン、治安改善にもろさ―米戦略検証報告

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101216-00000168-jij-int
 【ワシントン時事】オバマ米政権は16日、米軍3万人増派のアフガニスタン戦略を検証した報告書の概要を公表した。報告書は、国土の大半で反政府武装勢力タリバンの勢いを止めたものの、治安改善の成果にもろさもあると指摘した。また、来年7月の駐留米軍の撤退開始目標を堅持する方針を示した。

 国防総省によると、検証報告書は「国土の大半で、タリバンが近年得た勢いを食い止め、幾つかの重要な地域では(不利な)形勢を覆した」とする一方、「治安改善の成果はもろく、覆される恐れもあり、持続的なものにしなければならない」としている。

 報告書は、オバマ政権下で軍事、民生支援両面の戦略が進められたと成果を強調。アフガン軍の育成状況や治安状況を考慮した上で「2011年7月に責任ある米軍削減を開始する」目標を堅持するとの見解を示した。 

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うーん大丈夫なんすかねぇ。