トンガ議会、首相初選出 民主化へ向け制度改革

http://sankei.jp.msn.com/world/asia/101221/asi1012212154006-n1.htm
 南太平洋のトンガからの報道によると、同国議会は21日、首相を選ぶ投票を行い、訓練・雇用・青年・スポーツ相のトゥイバカノ氏を首相に選出した。以前は国王が首相を指名していたが、民主化を目指し今年に入って実施された選挙・議会制度改革を受け、初めて首相が議会で選ばれた

 投票ではトゥイバカノ氏が全26議員のうちの14票を獲得、民主化推進を目指すグループ「友情の島」を率いるポヒバ氏の12票を上回った

 トンガでは2006年に民主化の遅れに反発する暴動が発生し、国王ツポウ5世が民主化の推進を約束。民選議員が全議席の半数以下だった旧制度を改革し、11月に実施された議会選では定数26のうち、過半数の17議員が普通選挙で選ばれた。残り9議席はトゥイバカノ氏を含む貴族議員。(共同)

トンガの暴動というと2006/11くらいに起こったようですね。
http://news-net.ddo.jp/cgi-bin/estseek.cgi?phrase=%E3%83%88%E3%83%B3%E3%82%AC+%E6%9A%B4%E5%8B%95&perpage=90&clip=-1&navi=0&attr=&order=_date_

しかしその前も
2006/03
トンガで初の国民代表首相、正式に就任

http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20060331id23.htm
 南太平洋・トンガのアリフェレティ・セベレ首相代行(61)が30日、正式に首相に就任した。

 選挙で選ばれた国民代表が首相に就任するのは初めて

 トンガの内閣は国王による任命制だが、国民の民主化要求を受け、昨年3月の選挙後、セベレ氏を含む国民代表議員2人が入閣している。(シドニー支局)

(2006年3月31日23時31分 読売新聞)

という事だったんですが、セベレ首相が悪かったんでしょうか。それともほとんど権力がなく民主的にならなかったんでしょうか。いずれにせよ暴動の後もセベレ首相が続投していたようです。
http://news-net.ddo.jp/cgi-bin/estseek.cgi?phrase=%E3%83%88%E3%83%B3%E3%82%AC+%E3%82%BB%E3%83%99%E3%83%AC%E9%A6%96%E7%9B%B8&perpage=90&clip=-1&navi=0&attr=&order=_date_
まぁ細かいことまでは分かりませんね。しかし貴族院から首相が出てしまったら、セベレ首相の時より、民主化後退してませんかね。また暴動が起こらなければいいんですけど。