女性初の最高指導部入りか=劉国務委員の存在感増す―中国

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101227-00000102-jij-int
 【北京時事】中国では2012年の共産党大会に向け、人事をめぐる駆け引きが活発化している。注目されるのは、劉延東国務委員(65)=副首相級=が女性として史上初めて、最高指導部の政治局常務委員入りを果たすかどうかだ。劉氏は最近、国家行事や外交活動で存在感が増している。

 中国外務省によると、劉氏は25日(現地時間)に南極のキングジョージ島を訪れ、中国の観測基地を視察。中国指導者の南極入りは異例で、極地での資源獲得競争を視野に調査・研究活動を一層重視していく姿勢を示す狙いがあるとみられる。その重要な役割を劉氏が担った形だ。

 劉氏は、胡錦濤国家主席の出身母体である共産主義青年団共青団)の幹部を務めた一方、「ポスト胡」の地位が確定した習近平国家副主席と同じ高級幹部の子弟「太子党とされ、「指導部内での立場を器用に使い分けられる」(共産党筋)との指摘もある。

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中国反論「事実無根」…読売新聞「北極資源を狙い調査」に
http://d.hatena.ne.jp/navi-area26-10/20100907/p1
で中国と南極のネタも採り上げました。