<イラン>米欧、非同盟諸国を核施設視察に招待 外務省発表

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110104-00000050-mai-int
 【テヘラン鵜塚健】イラン外務省は4日、米欧諸国や非同盟諸国会議(NAM)の一部の代表をイラン国内の核関連施設の視察に招くと発表した。今月下旬以降に予定される米欧側との核開発問題協議を前に、透明性を強調して交渉を有利に進める狙いがあるとみられる。

 AP通信によると、今月15、16の両日、イラン南部のブシェール原発や中部ナタンツのウラン濃縮施設などを視察予定で、各国の国際原子力機関IAEA)担当大使が参加する。招待国の詳細は明示していない。メフマンパラスト外務省報道官は「視察は、核協力や核の平和利用に関するイランの善意を示すものだ」と語った

 イランと、国連安保理常任理事国にドイツを加えた6カ国は昨年12月、ジュネーブで1年2カ月ぶりに協議。今月下旬以降にトルコのイスタンブールで再協議することで合意している。

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おやっと思ったかたいらっしゃるでしょうか。わざとこれを見出しにもってきました。本当はその後の報道でアメリカは招かれてないんですよね。
イラン、一部の国を核施設に招待 米国などは除外
* 2011年01月05日 11:31 発信地:テヘラン/イラン

http://www.afpbb.com/article/politics/2781352/6630193
【1月5日 AFP】イラン外務省は4日、一部の国の国際原子力機関(International Atomic Energy Agency、IAEA)担当大使を核関連施設の視察に招待したことを明らかにした。

 同省は、視察対象をナタンツ(Natanz)とアラク(Arak)にある核施設だとしている。イランは今月末、核問題をめぐって国連安保理常任理事国米・英・仏・中・露)とドイツの6か国とトルコで再協議する予定となっており、自国の核開発計画への支持を取り付けようとする狙いがあると見られる。

 IAEAの外交筋によると、招待されたのはロシア、中国、エジプト、キューバ、そして欧州連合EU)議長国のハンガリーで、米国、英国、フランス、ドイツは含まれていない。

 招待リストから外された米国のフィリップ・クローリー(Philip Crowley)国務次官補は、「またしても、IAEAに対する義務の不履行から目をそらさせようとする策略だ」と激しく非難した。(c)AFP/Jay Deshmukh

まぁ少しでも平和な方に行ってくれればいいんですけど。