ダライ・ラマに翻意促す 政治引退示唆で亡命政府

http://sankei.jp.msn.com/world/china/110106/chn1101061907004-n1.htm


インド・シッキム州で講演するダライ・ラマ14世=2010年12月(AP)

 チベット亡命政府議会は6日までに、昨年11月に政治的ポストからの数カ月以内の引退を示唆したチベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世(75)に翻意を促す請願書を発表し、宗教的、政治的指導者であり続けるよう懇願した。

 ダライ・ラマは今年3月に実施されるチベット亡命政府首相選後の議会で、政治的ポストからの引退を正式発表するとの臆測があるが、亡命チベット人社会にはダライ・ラマが存命する限り、政治的実権も委ねたいとの思いが強い。

 請願書は「中国チベット自治区などに住むチベット人や亡命チベット人は(ダライ・ラマの引退の意思を)深く案じ、嘆いている。政治的ポストからの完全引退、あるいは半ば引退などの思いを抱かれないよう懇願する」などとしている。(共同)

ダライ・ラマ、選挙を機に権限移管の意向
http://d.hatena.ne.jp/navi-area26-10/20110101/p1
でもあったように、次のダライ・ラマが順調に決まったとしても、成人するのに20年かかるので、安定した政治を行うには政治はダライ・ラマと切り離したほうがいいと思うんですけどね。
詳しくは↓
ダライ・ラマ 後継選び「民主的に」 中国政府の指名・認定を牽制
http://d.hatena.ne.jp/navi-area26-10/20090622/p3
なども。