中国、海洋監視船36隻建造へ 尖閣での巡航強化か

http://www.asahi.com/international/update/0106/TKY201101060490.html
2011年1月7日0時48分

 【成都(中国四川省)=峯村健司】中国国家海洋局の幹部は6日、2011年から新たに36隻の海洋監視船を建造する計画があることを明らかにした。うち1千トン以上の大型船が22隻占める。領有権を主張する尖閣諸島沖縄県)や南シナ海での常時巡航を強化するものとみられる。

 国家海洋局北海分局の房建孟局長が6日、新華社通信の取材に対して語った。海洋局幹部が具体的な監視船の建造計画を公表するのは異例だ。

 6月までに1千トン以上の26隻を含む計47隻の監視船が完成するが、房局長は「総延長3.2万キロに及ぶ海岸線を守り、海洋権益を巡り争いが激化している情勢を考えれば極めて不十分」と指摘。今年から新たに1500トン級7隻、1千トン級15隻、600トン級14隻の建造に乗り出すと明らかにした。

 さらに、今年中に島の保護管理に当たるための快速艇を54隻増やす予定という。

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http://d.hatena.ne.jp/navi-area26-10/20091124/p4
とかあるんで快速艇も必要なんでしょうね。