中国軍事委、空軍のエンジン技術者を表彰 ステルス機開発に貢献?

http://sankei.jp.msn.com/world/china/110110/chn1101102023002-n1.htm
 中国軍機関紙、解放軍報によると、中国の最高軍事機関、中央軍事委員会(主席は胡錦濤国家主席が兼務)は10日までに、空軍装備研究院のエンジン技術者、甘暁華氏に「核心的な技術で重要な進展を達成した」として1等功労賞を授与した。

 中国四川省で最近滑走試験を行ったことが確認された次世代ステルス戦闘機「殲20」の試作機は、国産のエンジンを搭載している

 同紙は同戦闘機との関連に触れていないが、甘氏はこのエンジン開発への貢献で表彰された可能性が高い。(共同)

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産経新聞から他にも関連記事ありますね。
ステルス戦闘機「殲20」 中国、意図的に写真流布か
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110110-00000559-san-int

 【北京=川越一】情報規制が厳しい中国で、人民解放軍が試作したレーダーに補足されにくいステルス戦闘機「殲20」の写真が依然ネット上に出回っている。中国政府が軍事機密の“流出”を容認する背景をめぐり憶測が飛び交っている。

 「殲20」は中国の軍系航空機メーカーが開発を担当。「第5世代」に属し、国産エンジンを搭載している。昨年末から、四川省成都で行われた滑走試験時の写真などがネット上に投稿されている。

 中国では、政府に都合の悪い情報は即座にネット上から削除される。最高レベルの軍事機密にもかかわらず、未だに大手ポータルサイトのトップページからもアクセスできる

 米メディアによると、専門家は、軍備の透明性を求める米国に対する反応、米国の予想を上回る速度で開発が進んでいることのアピール−と分析。ゲーツ米国防長官が「米情報機関の予測より開発が早く進んでいるかもしれない」と懸念を示すなど、牽制(けんせい)効果はあがっている。

 インドとロシアがステルス機の共同開発で合意したことに絡み、写真が国内向けに“漏洩”されたとの見方もある。いずれにせよ、中国政府が意図的に「殲20」の写真を流布させていることは明らかだ

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“神の領域”とヒトとの境界、性差の境界… ボーダーが消えつつある

「明らかだ」と言い切れるかどうかは、不明ですが可能性はありますね。