ASEANがミャンマー制裁の解除か緩和を要求

http://sankei.jp.msn.com/world/news/110116/asi11011619230001-n1.htm
2011.1.16 19:22


16日、インドネシア中部ロンボク島で開かれたASEANの非公式外相会議を前に写真に納まる各国外相ら(共同)

 東南アジア諸国連合ASEAN)は16日、インドネシア中部ロンボク島で2日間の日程で非公式外相会議を開き、民主化運動指導者アウン・サン・スー・チーさんを昨年11月に解放したミャンマーに対し、国際社会が経済制裁の早期解除か緩和を行う必要があるとの認識で一致した。今年のASEAN議長国インドネシアのマルティ外相が記者団に明らかにした。

 マルティ外相は「ミャンマーは昨年、スー・チーさんの解放や総選挙を実施した。国際社会はこれに積極的に応えて、ミャンマーの経済発展のために制裁の解除か緩和を早期に行う必要がある」と説明。「国連はミャンマーに制裁を科していない。一部の国々は制裁政策を見直さなければならない」と訴えた。(共同)

しかし制裁解除はすんなり行くでしょうか。
ミャンマーに説明求め書簡 核開発疑惑でIAEA

http://sankei.jp.msn.com/world/asia/110115/asi1101150033000-n1.htm
 ロイター通信は14日、国際原子力機関IAEA)が同日までに、核技術開発の疑惑が伝えられているミャンマーの軍事政権に対して説明を求める書簡を送ったと報じた。外交筋が同通信に語ったという。

 ミャンマー核拡散防止条約(NPT)加盟国。IAEAは書簡でミャンマーに査察受け入れを打診しているとみられる。

 ミャンマーをめぐっては、北朝鮮の協力で核技術開発を実行しているなどの疑惑が繰り返し浮上。これに対し、ミャンマー側は疑惑を否定している。(共同)

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この疑惑が晴れなければ、制裁解除にならないんじゃないでしょうか。