<アフガン>露がインフラ再建 ソ連時代に建設

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110122-00000063-mai-int
 【モスクワ大前仁】モスクワを訪問中のカルザイアフガニスタン大統領は21日、メドベージェフ露大統領と会談し、ソ連時代にアフガンで建設したインフラをロシアが再建することで合意した。ロシアはアフガンへの軍派遣を避けながら、インフラ整備などで従来より積極関与する姿勢を鮮明にしている。

 ロシアが再建や未完成だった工事を再開するのは、ヒンズークシ山脈を通るサラング・トンネル▽カブール州の水力発電所−−など十数件のインフラ事業。カルザイ大統領は記者会見で「かなり昔に始められた重要なプロジェクトについて、新たなスタートを切ってほしい」と期待を表明した。また、両国はアフガンの麻薬対策でも協力していくことで合意した。

 ロシア通信によると、ソ連は1952年からアフガンへの経済支援を始めて、ソ連軍が撤退完了する89年までに142のインフラ建設に取り組んだが、未完成のインフラも多く残されている

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142のうちどれだけが未完成なのかわかりませんが、軍派遣をさけながらインフラ整備というのは軍を派遣している国からは嫌がられそうですけど、インフラ整備のために派遣する人をどうやって守るんでしょうか。