米国人逮捕が外交問題に パキスタンと米、謎の身元

http://sankei.jp.msn.com/world/news/110201/asi11020120490001-n1.htm
2011.2.1 20:47

　パキスタン東部ラホールでパキスタン人２人を銃撃し、死亡させた米国人が逮捕された事件をめぐり、米側が免責特権を持つ政府職員だとして即時釈放を求めた。パキスタン側は司法で判断されるべきだと拒否し対立、外交問題に発展しつつある。

　逮捕されたのはレイモンド・デービス容疑者とされる。米側は正しい名前でないとした上、身分の説明も二転三転。パキスタン現政権は親米の立場だが、国民の反米感情の高まりで簡単に要求をのめない状況だ。

　報道によると、デービス容疑者は１月２７日、ラホールを車で移動中にオートバイで近づいてきた男性２人組に発砲し、２人は死亡。「銃で襲われそうになった」と自衛を主張したが、警察は殺人容疑で逮捕した。米側は当初、容疑者は在ラホール米総領事館の職員だとしたが、２９日には首都イスラマバードの米大使館に配属された外交官だと発表。不法拘束だとしてパキスタン側に釈放を求めた。（共同）

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なんだか分からない事件ですが、CNNだと書き方が違います。
■パキスタン当局、米領事館職員を「殺人」容疑で拘束

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110201-00000010-cnn-int
イスラマバード（CNN）　パキスタン東部ラホールで、米総領事館の職員が強盗犯とみられる少年2人を射殺したとして殺人の疑いをかけられ、当局に拘束された。米大使館は「非合法的な拘束」だとして、即時釈放を求めている。

警察当局者によると、職員は1月27日、車で移動中にオートバイに乗った2人組の少年に襲われ、2人組を銃で撃った。その後2人の遺族らが職員を殺人罪で告発したという。同当局者は職員の名前を「レイモンド・デービス」と発表したが、米大使館は確認していない。

米大使館側は自衛のための行動だったと主張している。少年らには犯罪歴があり、現場付近で数分前にもパキスタン人を襲っていたという。大使館によれば、職員の拘束は外交官の不逮捕特権などを定めたウィーン条約に違反する。同条約にはパキスタンも署名している。

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自信満々ですね。