カルマパの蓄財「側近の過失」=中国スパイ疑惑はシロ―インド当局

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110217-00000111-jij-int
 【ニューデリー時事】チベット仏教指導者カルマパ17世が居住するインド北部ダラムサラ近郊の寺院で警察が多額の現金を押収、不正蓄財の疑いで捜査している問題で、PTI通信は16日、カルマパ側近の過失により不適正な資金管理が行われていたとインド当局が結論づけたと報じた。不正蓄財疑惑を引き金に、カルマパが中国のスパイであるとの説も流れたが、インド当局は事実上、シロと認定した形だ。

 寺院内で見つかったのは、約1億3800万円相当の米ドルや中国人民元などの現金。1999年に中国を脱出したカルマパに同国政府がひそかに資金援助し、インド側のチベット仏教勢力への影響力行使を画策したとの見方が浮上した。これに対し中国は、カルマパは自国のスパイではないと全面否定し、中印間に波風が立っていた。

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カルマパ17世の僧院を捜索 大量の中国元も押収 インド
http://d.hatena.ne.jp/navi-area26-10/20110131/p5
でとりあげた件ですが、決着がついてよかったですね。まぁ活仏の問題は続くわけですが。