台湾総統、米に新型F16売却要望 米紙インタビューで

http://www.asahi.com/international/update/0219/TKY201102190257.html

2011年2月19日19時43分

 【ワシントン=村山祐介】台湾の馬英九(マー・インチウ)総統は18日付の米紙ワシントン・ポストのインタビューで、中国が神経をとがらせる新型の米F16C/D型戦闘機の売却に応じるよう米政府に改めて求めた。米政府は中国の軍拡を懸念する一方、売却に応じれば再び米中関係に亀裂が入るのは必至で、難しい判断を迫られる。

 馬総統は「対中関係改善の目的は平和と繁栄を目指すことだ」とする一方、「台湾は主権国家であり、国防力を持たなければならない」と指摘。中国との対話は「恐怖からではなく、十分な自衛能力を持って臨みたい」とし、軍備近代化の必要性を訴えた

 その上で、これまで米政府に要望してきた新型のF16C/Dと、老朽化が進む現有のF16A/Bの更新用設備を挙げ、「この二つの調達を力強く進めることで空軍の防衛、戦闘能力が維持できる」と述べ、米政府に決断を促した。

 オバマ政権は昨年1月に台湾向けの大型の武器売却を決定。その際、中国が嫌うF16C/Dの供与は見送ったものの、中国は米中軍事交流の断絶で対抗し、米中関係の長期冷却化の主因となった。

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http://d.hatena.ne.jp/navi-area26-10/20110119/p3
という記事があったのですが、詳細は見た覚えがありません。

今見るとその後の
台湾軍ミサイル演習、3割が命中せず 馬総統「不満」
http://d.hatena.ne.jp/navi-area26-10/20110120/p1
では、『台湾は米国に求める改良型F16の売却が進展しない』と書いてありました。