UPDATE:リビア、内戦に突入か−カダフィ大佐の息子が警告

http://jp.wsj.com/World/Europe/node_185488

【カイロ】反政府運動が拡大するリビアで、指導者カダフィ大佐の息子、セイフ・アルイスラム氏は20日夜、国営テレビに出演し、同国が内戦に突入し、石油による富を消失してしまう可能性があると警告した。

 同氏はまた、軍隊はデモ隊への対応に慣れていなかったため過った行動を取ったと認めた

 また政府はメディア関連法を含む規制緩和や法改正を行い、憲法についても議論を開始するとして、「歴史的かつ国家的な構想」に基づく改革を数日以内に実施すると強調した。

 同国では20日、東部での反政府運動が拡大し、カダフィ大佐はこれを力で抑えつけようとしていた。 国際人権団体ヒューマン・ライツ・ウォッチはこれまでに173人のデモ参加者が死亡したことを確認。死者数は前日から倍増した。同グループや医師らは最終的には死者数はこれを大きく上回ると見ている。

 住民らによると、首都トリポリの近郊でもデモが行われた。首都近郊でのデモは5日前に騒動が始まって以来初めてだ。このデモはすぐに治安部隊に鎮圧されたが、同国での反政府運動が勢いを増しており、騒乱が東部だけにはとどまらないことを示すものとなった。

 東部のいくつかの都市の住民は、治安部隊は道路からそれぞれの基地に撤退し、少なくとも現在は、全てないし一部はデモ隊が占拠していると話している。ベンガジの東にある、エジプトとの国境近くの都市ベイダでは、軍隊が市内に展開してデモ隊に実弾を発射したあと、現地の警官隊が軍隊に銃を向けた。この急展開に驚いた軍は郊外にある空港まで退却したという。

 リビア国営テレビは建物が燃えている場面を映し出し、これは「外国機関」による破壊行為だと説明した。こうした説明はエジプト、チュニジアバーレーン、イエメンなどで指導者らが行ったのと同じものだ。

 住民によれば、国営メディアが反政府運動の高まりを認めたのは初めてであり、直接行動しか選択肢がない状況に政府が追い込まれていることをうかがわせている。最も激しい衝突は北東部の沿岸にある同国第2の都市ベンガジで起きたもようで、ベンガジの周辺の地域では本格的な市街戦となり、町が破壊された。カダフィ派が乗った乗用車が走り回り、道路上にいる人に無差別にロケット弾や機関銃を撃っているという。

 リビア内外の住民や活動家らは、今後数日中に騒乱がエスカレートするのではないかと不安を抱いている。ヒューマン・ライツのヘバ・モラエフ氏は「カダフィはできることは何でもするだろう。平和的なデモ参加者が戦うための武器を手に取るところまで来てしまった」と述べた

 ベンガジを中心とするリビア東部は以前からカダフィ政権との間で摩擦を起こしているカダフィ大佐は1969年のクーデターで権力の座に就いて以来、東部の部族を脇に追いやる政策を取ってきた。同国の石油資源はほとんどが東部にあるが、国の東部への投資は少ない

 現在の騒乱の源は、カダフィ大佐が抑圧した1990年代のイスラム学生運動にさかのぼる。このとき大佐は自分の息子が指揮する軍隊を派遣して鎮圧した。殺されなかった人たちはトリポリのアブサリム刑務所に入れられた。その多くがベンガジ出身者だった収容者らは1年後に反乱を起こしたが、これも鎮圧され、ヒューマン・ライツによれば、1200人が殺されたという。

記者: Charles Levinson and Tahani Karrar-Lewsley

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昼間までに読んだ記事で確かに内戦になるんじゃ…と思ってましたが、こんなに早く記事になるとはという気分です。ちょっと最新の情報は追えてないのですが。

全体的な俯瞰図はこんな感じ。
リビア反政府デモ、5日目に突入 西部にも拡大の兆し

http://www.cnn.co.jp/world/30001868.html
(CNN) リビアカダフィ大佐の長期強権支配に反発する抗議デモは19日、発生から5日目を迎えた。同国第2の都市、東部ベンガジでは軍兵士らがデモ隊に発砲し、30人以上が死亡したとの情報もある。デモはさらに同国西部にも拡大している模様だ。

ベンガジ市内の病院の医師が匿名で語ったところによると、デモ隊は上空のヘリコプターから銃撃を受け、頭部を撃たれるなどして少なくとも30人が死亡した。

これとは別に、同市の裁判所前広場や大通り沿いで、前日に死亡した11人の葬儀の列と軍兵士が衝突。目撃者らによると、軍が催涙ガスや銃で攻撃したのに対し、参列者側は投石や手投げ弾で反撃した。

一方、首都トリポリ東郊のミスラタの情報筋によると、同市ではこの日、デモ隊と治安部隊との衝突で少なくとも3人が死亡、70人が負傷した。同様の反政府デモはアルバイダ、アジダビヤなどの都市でも報告されている。

同国の事情に詳しい匿名の在外リビア人によると、東部一帯では部族の勢力が強く、警官や軍兵士らも同じ部族に属しているため、当局の取り締まりが及びにくい構造になっている。当局はデモ鎮圧に向け、地元部族とのつながりを持たない特殊部隊を送り込んでいるという。

各地のデモの状況については、当局がCNNからの問い合わせに応じないうえ、通信を厳しく規制しているため、詳細は依然として確認できていない。CNNが電話取材などで入手した情報によると、同国では19日現在、インターネット接続や携帯電話によるメッセージのやり取りは遮断され、国際電話の発信もできなくなっている

国営テレビはトリポリ市内でカダフィ大佐を支持する勢力が集会を開いたとのニュースを詳しく伝え、19日には、反政府勢力が病院や銀行、警察本部に放火するなどの破壊行動を繰り返し、治安部隊が数十人を拘束したと報じた。当局は、デモの背後に外国勢力の扇動があると主張している。

地図はこちら。
リビア首都にデモ迫る 死者多数「政権内に亀裂」報道も

http://www.asahi.com/international/update/0221/TKY201102200516.html

 【カイロ=貫洞欣寛】カダフィ大佐による独裁体制が40年以上にわたり続くリビアでは20日、ベンガジなど東部を中心に続く反政権デモが、首都トリポリに近い西部ザウィヤなどにも広がった。政権側は実弾発砲を含む強硬な鎮圧策をとり続けており、ベンガジの病院の医師がAP通信に語ったところでは、一連の衝突による死者はベンガジだけで200人を超えた

 デモが収まる気配はなく、死者はさらに増えるとみられる。一方で、対応を巡って政権内に亀裂が生じているとの報道もあり、カダフィ体制が大きく揺らぐ可能性もある。

 国外在住の反体制派や衛星テレビ局アルジャジーラなどによると、デモは東部のベンガジやベイダ、ダルナなどで続いているほか、首都トリポリの西約40キロのザウィヤでも起きた。ザウィヤの地元記者はアルジャジーラに「革命委員会の幹部らも反政権デモに加わっており、市民が街を掌握した」と述べた参加者の多くがトリポリ方面に向かっているとの情報もある。

 ベンガジでは治安部隊が基地に立てこもり、取り囲むデモ隊を内部から実弾で攻撃しているという。政権側が鎮圧のため外国人傭兵(ようへい)を投入したとみられる一方、兵士や警察官が寝返ってデモ隊に加わったとの情報もある

 20日付のアラブ圏紙シャルクルアウサトは、傭兵の投入などに軍幹部らが反発を示したほか、複数の政権幹部がカダフィ氏に、これ以上の流血を避けるため、退陣して権限をユニス陸軍司令官に移譲するよう求めた、と報じた。

歴史などはこんな感じ。
リビア>体制打倒、厚い壁 厳しいデモ弾圧、支持者に「アメ」

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110220-00000003-maiall-int
毎日新聞 2月20日(日)12時25分配信

 北アフリカリビアの東部で、最高指導者カダフィ大佐の退陣を求める反体制デモが激化している。隣国のチュニジア、エジプトの民衆蜂起による独裁者打倒に刺激された動きだが、治安当局側は徹底弾圧の姿勢を崩していない。中東・アフリカで最も長い41年にわたり権力を独占するカダフィ体制は、存続の危機に直面しているのか。行方を探った。【カイロ和田浩明】

 在外リビア人団体やリビア在住者によると、デモは19日までに少なくとも国内7都市で発生。反カダフィ派が活発な同国東部ベンガジでは、市外から送り込まれたとみられる治安部隊が実弾射撃で抑え込みを図っている模様だ。

 東部は歴史的にキレナイカ地方と呼ばれ、リビアが51年に王制下で独立した際、首都トリポリのある西部トリポリタニア地方などと一緒になった。開発の遅れなどから反カダフィ感情が根強いとされる。デモ隊とされる映像には王制時代の国旗も見られる。

 15日に反体制デモが発生してから、カダフィ氏の三男サーディ氏(37)が派遣され、事態収拾に当たっている。18日には演説でベンガジでの開発の遅れを認め、対応を約束したという。「最高指導者の指示」(外交筋)とみられる。弾圧に投入された部隊は別の息子が率いる精鋭の「ハーミス部隊」だとの情報もある。地元住民の間には「アフリカ人雇い兵がいる」との話もある

 混乱する東部に比べ、首都トリポリ周辺は「平穏な状態」(住民)だという。国営テレビは18日、カダフィ氏が街頭で市民から熱狂的に歓迎される様子を放映。「体制は盤石」との印象を演出した。外国企業が開発する油田からの豊富な収入で支持派を優遇する一方、反乱は容赦なく排除する「アメとムチ」で体制維持を図っている。

 政権に人権尊重の考え方はほとんどなく、治安当局はデモを容赦なく弾圧できるため、体制打倒は容易ではないとの見方が強い。カダフィ体制が崩壊した場合、「まともに機能する行政機関が存在しない」(西側企業筋)ため、大混乱が生じるのは必至だ。

 現在68歳のカダフィ氏が自ら退陣する気配はない。後継者候補としては三男のほか、「開明派」で近年の経済開放策を主導する次男のセイフ・アルイスラム氏(38)や、国家安全保障担当の四男ムアタシム氏らの名が挙がっている。中東に民主化の大波が寄せている今も「権力世襲」で現体制を維持しようとしている

 ◇カダフィ氏、69年に政権掌握 「大佐」は呼称

 1942年にリビア北部シルトで遊牧民の子に生まれる。中学生のころから「革命」にあこがれ、ナセル・エジプト元大統領(1918〜70年)のアラブ民族主義に傾倒。東部ベンガジ士官学校に進学すると、在学中に民族主義の将校団を組織、英国留学も経験した。69年9月、将校団を率いて無血クーデターを成功させイドリス国王を追放して軍事政権を樹立。27歳の若さで革命指導評議会議長となった。

 その後、首相兼国防相や全人民会議書記と肩書を変えながら政権を掌握。79年以降は肩書を持たず事実上の国家元首として君臨している。「カダフィ大佐」と呼ばれるが、「大佐」は呼称。尊敬するナセル元大統領のエジプト革命時の肩書が「大佐」だったことなどからこの呼称を好んでいるとされる。

 73年4月からイスラム教の聖典コーラン社会主義思想を合わせた形で文化革命を推進。自らの革命思想を書いた「緑の書」に基づく国家建設を行っている。

 たびたび米国と敵対し、レーガン米大統領には「中東の狂犬」と呼ばれた。86年には米軍がトリポリベンガジの軍施設やカダフィ氏の自宅を空爆。このとき養女を失った。しかし、03年12月に大量破壊兵器計画の放棄を発表し、米欧との協調路線に転換した。

 外遊の際には、遊牧民の使うテントを設置して、民族衣装で各国首脳と会談するなどパフォーマンスでも知られる。

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最終更新:2月20日(日)16時18分

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隣国エジプトなどからの情報
リビア東部 「虐殺」「統制失う」 カダフィ大佐、特異な革命理論

http://sankei.jp.msn.com/world/news/110220/mds11022019440013-n1.htm
2011.2.20 19:43 (1/2ページ)


19日、リビアで開かれた集会で支持者に対して手を上げる最高指導者カダフィ大佐(ロイター)

 【カイロ=大内清】最高指導者カダフィ大佐が独特の革命理論で41年にわたり君臨してきたリビアの情勢が緊迫の度を増している。激しい弾圧が伝えられる同国東部の住民は「虐殺が起きている」と証言。その一方、在外リビア人ジャーナリストによると、エジプトとの国境地帯では政府が統制を失いつつあるという。特異な政治構造を持つリビアで何が起きているのか。

 「食料や医薬品が足りない!」。交流サイト「フェイスブック」に19日、こんなメッセージが流れた。リビアの隣国エジプトに、東部住民への支援を訴えたものだ。エジプト側国境の町サッルームの幹部は産経新聞の電話取材に、「リビアからのトラックの動きが止まっている」と話した

 リビア東部の状況についても徐々にではあるものの、情報が漏れ伝わり始めている。「外国人部隊が投入された」「マシンガンを乱射している」…リビア政府は報道を厳しく制限しており、騒乱の全体像はなお不明だが、反体制派のニュースサイトは、首都トリポリでも警察車両が燃やされる騒ぎがあり、当局が「デモ隊狩り」を行っているなどと伝えた。

 リビアの正式名称は「大リビア社会主義人民ジャマヒリヤ国」。ジャマヒリヤとは、アラビア語で「大衆」と「共和国」を意味する言葉を合成した造語で、代議員によらない国民全員参加の「直接民主制」を実践するとのカダフィ氏の革命理論を表現している。

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2011.2.20 19:43 (2/2ページ)
19日、リビアで開かれた集会で支持者に対して手を上げる最高指導者カダフィ大佐(ロイター)

 この理論に従い、リビアには憲法国家元首も存在しない。建前上、カダフィ氏は地位や肩書を持っておらず、「大佐」はあくまでも呼称だ。私淑するエジプトのナセル元大統領の軍人としての最高位が大佐だったためとされる。

 しかし、実際には軍などを通じ独裁体制を構築。最近では自らを「アフリカの王の中の王」と呼ぶ

 一連のデモの起点となった東部ベンガジは、革命以前はトリポリと並ぶ首都と位置づけられていた。しかし、トリポリに首都機能が集中されてからは開発の遅れが目立ち、これが住民の不満の一因になったとの指摘もある。

あと最後に毎日新聞っぽいルポっぽい記事を、かなり悲惨な状況なようです。
リビア>「これは大量殺人だ。世界に知らせて」医師が訴え

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110220-00000048-mai-int
毎日新聞 2月20日(日)21時42分配信

 【カイロ和田浩明】「これはジェノサイド(大量殺人)だ。お願いだから、世界に知らせてくれ」。疲れきった声の男性医師は繰り返し懇願した−−。最高指導者カダフィ大佐の退陣を求めるデモ隊に、治安部隊が弾圧を加えるリビア第2の都市ベンガジ。現地の医師が20日、毎日新聞の電話取材に悲惨な実情を証言した。

 医師は30代で主要病院の一つに勤務。「ベンガジだけで少なくとも100人、(反体制デモが集中する)東部全体では150〜200人が死亡した」と語った。死者には12歳の子供も含まれているという。

 市内の病院には多数の負傷者や死者が運び込まれ、医薬品や輸血用血液の不足が強く懸念されている。

 医師は治安部隊側が「機関銃や対空機関銃でデモ隊を撃っている」と証言。19日には弾圧で死亡した市民の葬列にまで発砲したという。

 傷は頭部やのどなど上半身に集中し、治安部隊側の「殺意」が垣間見える。医師は「デモは平和的に行われていた。参加者には弁護士や医師などもいた」とも話した。

 別の病院に勤務する医師は19日の電話取材に「院内は負傷者や遺体でいっぱいだ。こんなにひどい状況は見たことがない」と泣き崩れた。

 15日に反体制デモが始まって以来、当初はナイフなどによる負傷が多かったが、デモが激化した17日以降はほとんどが銃創になった。

 複数のベンガジ住民によると、治安部隊は市内の兵舎を拠点にしている模様だ。19日には「市外から市内を戦車が砲撃している」「ヘリコプターが上空を舞い、銃声や爆発音が聞こえる」と話す住民もいた。

 「アフリカ系の雇い兵が投入されている」との証言も相次いでいる。ベンガジの東方約200キロの町デルナの男性住民は取材に「拘束した雇い兵が、リビア政府から13万ドル(約1080万円)の報酬を約束されたと告白した」と語った。住民側は自警団を組織して治安部隊を撃退しているという。

 市民の中には、抗議活動の様子を撮影し、インターネットを使って世界に発信しようとする動きも出ている。

 20日もデモは行われており、流血が続く可能性が高まっている。

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最終更新:2月20日(日)23時10分

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しかし本気でデモを殺し続けたらどうなるんですかね。国際刑事裁判所(ICC)に訴えてもスーダンのバシル大統領と同じで、アラブ連盟が反対して逮捕されないと思いますし。