中国で反体制集会呼びかけ、ラサなど18都市

http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20110223-OYT1T00792.htm
 【香港=槙野健】米国のニュースサイト「博訊」は22日、中国の18都市で27日に反体制集会を開く計画があり、インターネットを通じ参加への呼びかけが流れていると伝えた。

 反体制集会の呼びかけは20日の北京、上海など13都市に続くものだ。今回は13都市のほか、チベット自治区ラサや新疆ウイグル自治区ウルムチなど民族問題を抱える都市でも集会の計画がある

 当局のネット規制に対抗するため、3月3日から始まる全国人民政治協商会議と全国人民代表大会全人代)の二つの会議を表す「両会」という言葉を、呼びかけの暗号に使うという。

 一方、香港の人権団体・中国人権民主化運動ニュースセンターは、20日の集会呼びかけにかかわったとして、四川省江蘇省天安門事件の元学生指導者らが国家政権転覆扇動の容疑で当局に拘束されたと伝えた。
(2011年2月23日19時21分 読売新聞)

暗号が思いっきり新聞に載ってますが大丈夫なんでしょうか。ところで「博訊」ですが、朝鮮日報がくわしかったです。
中国版ジャスミン革命:デモ情報、米の華僑サイトが発端

http://www.chosunonline.com/news/20110222000035
記事入力 : 2011/02/22 11:00:24

サイトはダウン、中国当局ハッカー攻撃か

 北京など中国の13の都市で20日チュニジアの「ジャスミン革命」にならったデモが呼び掛けられたのは、米国を拠点とする華僑向けニュースサイト「博訊」に19日に掲載された文章が発端だった。この文章は、政治改革や言論の自由などを求めるとともに、20日午後2時からの沈黙デモの実施を呼び掛けた。

 この文章は誰が書いたのか。中国当局が追跡に乗り出し、インターネットユーザーの間でも憶測が広がっているが、真相は謎に包まれたままだ。文章を掲載した「博訊」についても、運営者の実体は分かっていない。AFP通信などが「海外在住の反中団体ではないか」と推測するにとどまっている。

 中国当局と「博訊」は、ジャスミン革命の呼び掛けが掲載された直後から、イタチごっごを続けている。当局がハッカー攻撃を通じてサイトをダウンさせると、「博訊」は新たに臨時サイトを開設。「博訊」の本来のニュースサイトは、19日にハッカー攻撃を受けてダウンしたまま復旧していない。代わりに立ち上げた臨時サイトには、中国国内の主なデモ現場の写真や動画などを交えた報道などが、随時掲載されている。サイト側は「ハッカー攻撃が相次ぎ、サイトがダウンしたままだ」と主張。このハッカー攻撃は、中国の検閲当局が仕掛けたものとみられている。

北京=崔有植(チェ・ユシク)特派員

朝鮮日報朝鮮日報日本語版

一応この記事も関係ありそうです。
中国、弁護士3人を拘束 人権団体、当局に釈放要求

http://sankei.jp.msn.com/world/news/110223/chn11022321060009-n1.htm
2011.2.23 21:06

 国際人権団体ヒューマン・ライツ・ウオッチ(本部ニューヨーク)は23日までに、北京で人権派弁護士3人が中国当局に正当な理由なく拘束されたとして、中国政府に釈放するよう求める声明を発表した。

 同団体によると、拘束されたのは唐吉田、滕彪、江天勇の3氏唐氏は16日、自宅に警察が押しかけ、そのまま連行された。滕氏と江氏の2人もそれぞれ19日、当局者に車に押し込まれるなどして拘束された。

 同団体は、滕氏と江氏の拘束について、中国当局に軟禁されている山東省の盲目の人権活動家、陳光誠氏の支援に関係しているとしているが、ある人権派弁護士は、3人の拘束はいずれもチュニジアの「ジャスミン革命」を受けた民主化集会開催の動きと関連があるのではないかとの見方を示した。(共同)

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三人の名前のうち、滕彪氏の名前だけ見つかりました。

2008/03
消息不明の北京の弁護士帰宅 「公安当局に連行された」

http://www.asahi.com/international/update/0308/TKY200803080206.html
 6日夜から消息が不明になっていた中国・北京の人権派弁護士滕彪氏が8日午後、自宅に戻った。滕氏は電話取材に「北京の公安当局に連行された。多くは語れないが、無事だ」と語った。連行理由や、胡氏の事件との関係については「今は何も言えない」と答えるにとどめた。

 滕氏は6日夜、妻に電話したのを最後に連絡が取れなくなった。同じころ、滕氏と見られる男性が駐車場で複数の男に囲まれ、連行されるのを住民が目撃していた。

胡氏の事件に関しては覚えてないです。。調べても分かりませんでした。