アサンジ容疑者スウェーデン移送、英裁判所判断

http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20110224-OYT1T00922.htm
 【ロンドン=大内佐紀】英ロンドンの治安判事裁判所は24日、内部告発サイト「ウィキリークス」の創設者ジュリアン・アサンジ容疑者(39)の身柄をスウェーデンに引き渡すことを認める判断を示した。

 アサンジ容疑者は昨年夏、スウェーデンで知人の女性2人に性的暴行を働いたなどとして国際指名手配され、12月にロンドン市内で逮捕された。

 アサンジ容疑者は24日、記者団に、「驚いた。誤った判断だ」と述べ、上訴する考えを表明した。上訴すれば、上級審は40日以内に判断を示す。ただ、1審の判断が支持された場合でも、アサンジ容疑者側は欧州会議の欧州人権裁判所(仏ストラスブール)に訴えるとみられ、身柄引き渡し問題の最終的な決着にはなお、時間がかかりそうだ。
(2011年2月24日21時47分 読売新聞)

ウィキリークスを擁護=メディアが首相に公開書簡―豪
http://d.hatena.ne.jp/navi-area26-10/20101214/p3
あたりにアサンジ氏擁護の記事があります。

アサンジュ氏は「薄汚い格好」 米紙、紙面化の経緯暴露
http://d.hatena.ne.jp/navi-area26-10/20110128/p5
も見出しはどうでもいい感ただよわせてますが、

一連の報道については、暴露内容そのものよりも、「我々が慣れ親しんだジャーナリズム、外交、社会が後戻りできない、根本的な変化」の影響は大きいと総括。刑事責任を追及したり、内部告発を抑制する法律を制定したりすることを検討する動きに対し、反対の立場を強調した。

と言う〆の部分は重要なことを言ってると思います。

追記:
次のウィキリークスを狙うハッカー集団「アノニマス

http://www.cnn.co.jp/world/30001920.html
(CNN) 告発サイト「ウィキリークス」(WL)が大量の文書を公開してから数カ月がたつ。関係者によると今やWLはスタッフと資金の不足に陥り、入手した情報を検証できない状態にあるという。

性犯罪を問われたWL創設者のジュリアン・アサンジュ容疑者は、保釈金を払って現在はロンドンに滞在しているが、今後スウェーデン、さらには米国に送還される可能性がある。米外交公電を公開して以降、WLは金融機関から取引を打ち切られ、寄付を集めにくくなっている

WLが衰退をみせる中、さまざまな組織が次のWLに名乗りを上げている。例えば、環境問題に特化した「グリーンリークス」やWLの元スポークスマンが立ち上げた「オープンリークス」などがある。

だが、最も議論を呼びそうなのは「アノニマス」だろう。WLとの取引を打ち切ったクレジットカード会社やオンライン決済サービスのサイトを攻撃したことで悪名をとどろかせたハッカー集団だ。

アノニマスは今月「anonleaks.ru」というウェブサイトを立ち上げ、米国のインターネットセキュリティ企業HBゲーリーフェデラルの社内電子メール数万件を公開した。同社が米商工会議所やバンクオブアメリカの味方となり、アノニマスに関する偽情報を広めると申し出ていたことへの報復だという。同社のウェブサイトは現在サービスを停止している。

専門家らは、アノニマスはこれまでの告発サイトとはタイプが異なると指摘。彼らは高い技術力を持ち、拡大を続けていると分析している。

まぁ後戻りできない、根本的な変化は起こっているようです。