チベットの鉱産資源、潜在価値は1兆元超

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110225-00000012-xinhua-int
新華社ラサ=拉巴次仁】中国地質調査局の専門家はこのほど、チベットは12種の鉱産資源量が全国トップ5位内、18種が全国トップ10位内にあり、確認済みの鉱物資源の潜在価値は1兆元を超えると説明した。

地質の角度から見れば、チベットはインドプレートと欧亜プレートの結合部に位置し、地質構造が複雑で、マグマ活動が頻繁で、鉱物の形成に有利である。

長年の調査を経て、これまでにチベットでは鉱床、鉱石スポット、鉱化帯3000カ所あまり、鉱産物102種が発見された。そして埋蔵が確認された41種のうち、12種は埋蔵量が全国トップ5位、18種は全国のトップ10位内にあり、クロム・銅・塩湖リチウム鉱・地熱などは全国トップの資源量を誇る。クロム鉱資源は全国の50%強、塩湖リチウム資源は全国の3分の2強を占め、地熱は700カ所あまり、超高温地熱資源は全国の90%強を占める。

近年、各種の地質探査の展開、特に国土資源調査とチベット高原地質鉱産調査・評価プロジェクトの推進にしたがって駆龍銅鉱、甲瑪銅金鉱、雄村銅金鉱、多不雑銅鉱、亜貴拉鉛亜鉛鉱、尼雄鉄鉱、扎布耶塩湖リチウム鉱といった大型鉱床が発見され、確認量は銅が1700万トンあまり、亜鉛が1000万トンあまり、鉄が2億5000万トン金が300トンあまり、炭酸リチウムが180万トンあまりとなった。このほかに石油ガス、ウラン、天然ガス水和物などの探査も見通しが明るい

チベット自治区政府が確定した優勢産業のなかで鉱業は大きな潜在力がある。専門家によると、20年までにチベットGDPに対する鉱業の寄与度は30%以上に達する。鉱業の健全な発展は経済成長にプラスで、工業化と都市化を推進する上、就業拡大、牧畜民収入増、従来の農牧業の環境負荷の軽減、観光業の急成長に大いに役立つ。

(翻訳 孫義/編集翻訳 松尾亜美)

【関連記事】
日本は隠れた資源大国、「都市鉱山」開発急ぐ
中国、乳製品メーカー生産許可再申請の作業進まず
中国産電気バス 超低温下での走行テストに成功
中国中央企業の社会貢献事業、10年は41億元を寄付
NZ地震 中国救援隊が現地へ

まぁカテゴリ[中国]にしてますが、チベット独立派にとってはそれはお前らのものじゃないぞと思うんでしょうね。

最近も
不殺生に反する…毛皮焼きチベット族住民が抗議
http://d.hatena.ne.jp/navi-area26-10/20110224/p7
というきじがありましたが。