NATO、リビア情勢めぐり軍事行動の選択肢を検討=米大統領

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110308-00000584-reu-int


 3月7日、オバマ米大統領は、リビア情勢への対応をめぐり、NATOが軍事行動を選択肢として検討していることを明らかに。写真はマイアミの高校を訪問中の大統領。4日撮影(2011年ロイター/Jason Reed)

 [ワシントン 7日 ロイター] オバマ米大統領は7日、リビア情勢への対応をめぐり、北大西洋条約機構NATO)が軍事行動を選択肢として検討していると述べた

 オバマ大統領はオーストラリアのギラード首相との会談後、リビア政府の国民に対する暴力行為は容認できないとの認識で両首脳が一致したことを明らかにした。

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なんかこれだけ見るとオバマ大統領が勝手に言ってるだけじゃないのかという気もするんですが、
リビア騒乱】要請あれば短期間で介入 NATOリビアに圧力

http://sankei.jp.msn.com/world/news/110308/amr11030800280000-n1.htm
2011.3.8 00:26

 北大西洋条約機構NATO)のラスムセン事務総長は7日、記者会見し、国連安全保障理事会の要請があれば、NATOは短期間でリビア軍事介入の準備を完了できるとの考えを表明した。

 現時点で「軍事介入の意思はない」との立場を繰り返したが、準備を進めていると示唆することで、リビアカダフィ政権に対し、反体制派への軍事攻撃をやめるよう圧力をかける狙いがあるとみられる。

 事務総長は、カダフィ政権による市民への攻撃を「人道に対する犯罪」と批判、「今後も続けば、国連をはじめ国際社会が看過することはあり得ない」と述べた。

 NATOは10、11の両日、ブリュッセルで国防相理事会を開き、リビア情勢を協議する。(共同)

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とラスムセン事務総長も軍事介入の可能性を残している事を示唆しています。