新疆自治区トップ、ソフト路線強調 「民意くみ取る」

http://www.asahi.com/international/update/0308/TKY201103080522.html
2011年3月8日22時16分

 【北京=古谷浩一】中国新疆ウイグル自治区トップの張春賢・党委員会書記は8日、チュニジアなどでの民主化デモによって政権が崩壊したことについて、「市民生活が重視されていなかった。我々に警告を与えている」と強調。反政府的な動きを封じるには「よい社会を建設することが大事だ」と訴えた。

 同自治区では一昨年にウイグル族の騒乱で約200人が死亡。少数民族と漢族との間の対立が深刻化し、厳しい引き締め策で知られた前任者が昨年、解任された。後任の張氏は前任者とは違い、ソフト路線を強調している。

 この日の発言も外国人記者らの直接取材に約40分間、応じた中でのもの。中国の指導者としては異例の対応だ。最近、簡易ブログを始めたことも明かし、「民意をくみ取りたい」と語った。

 ただ、引き締め策自体をとりやめたわけではない。張氏は「新疆の安定には自信があり、心配していない。しかし、中東での技術的な面での教訓をくみ取らなければならない」とし、ネット規制などを強化する考えも示唆した。

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朝日新聞以外も記事にしてますが、この記事が気になったので。前任者って誰なんでしょうねぇ。今何してるんでしょうねぇ。調べてみるとこれですね。
2010/04
中国、新疆統制さらに強化?現地トップ交代

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100424-00000679-yom-int
 【北京=佐伯聡士】24日の新華社電などによると、中国共産党は、新疆ウイグル自治区トップの王楽泉・党委員会書記(政治局員)(65)を解任し、治安担当の党中央政法委員会副書記に任命することを決めた。

 後任の書記には、張春賢湖南省党委書記(中央委員)(56)が就任する。

 王氏は1995年から同自治区書記を務め、「新疆王」の異名もある実力者。昨年7月のウルムチ暴動以来の混乱が長期化したことなどから、交代がささやかれていた。

 党は、新疆政策を全般的に見直す5月開催予定の重要会議「新疆工作座談会」を前に、現地体制の刷新を図った。同会議では、新疆への統制がさらに強化されるとの見方が強い

 王氏は、治安責任者の周永康・中央政法委員会書記(政治局常務委員)の補佐役に回る。後任の張氏は、交通相を経て2005年12月に湖南省党委書記に就任。08年初めの大雪害で迅速な対応をとり、指導部の評価が高いとされる。

しかし王楽泉が左遷なのか栄転なのかよくわかりませんw 統制は強化されるとの見方はどうなったんでしょうか。
追記:
自分でも王楽泉の事書いてました。もう覚えてられないよー
http://d.hatena.ne.jp/navi-area26-10/searchdiary?word=%B2%A6%B3%DA%C0%F4