ゴルバチョフ氏がプーチン首相に苦言、「中東に学べ」

ちょっと古い記事ですが、過去の記事に矛盾する発言があったので。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110303-00000096-reu-int


 3月2日、旧ソ連ゴルバチョフ元大統領が、80歳の誕生日を迎えた。写真はメドベージェフ大統領(左)と会談する元大統領。ロシア政府提供(2011年 ロイター)

 [モスクワ 2日 ロイター] 旧ソ連ゴルバチョフ元大統領が2日、80歳の誕生日を迎えた。政治の表舞台を退いて長いゴルバチョフ氏だが、民主化を後退させているとして現在のロシア指導部を非難し、プーチン首相に対しては、中東で起きていることを学び、来年の次期大統領選挙は出馬すべきではないと苦言を呈した。

 ゴルバチョフ氏は2日発行の週刊誌Argumenty i Faktyのインタビューで「プーチンはすでに2期(大統領を)務め、今では首相だ。自分が彼だったら大統領には立候補しない」とコメント。さらに「国民は同じ指導者に何十年も率いられることは望んでいない」とし、そのことはアラブ諸国で拡大している反政府デモが証明していると述べた。

 民衆蜂起で辞任に追い込まれたエジプトのムバラク前大統領については、「長くとどまり過ぎた。民衆は彼にうんざりしていた」と指摘。エジプトやチュニジアで起きたことがロシアでも繰り返されるかとの問いには、「ロシアでは何1つ繰り返されない。すべてはロシア流に起きる。しかし、いつまでも市民からすべてを奪い取り、彼らを怒らせるのは賢明ではない」と語った。

 メドベージェフ大統領はこの日、同国最高位の勲章をゴルバチョフ氏に授与している。

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過去には、
プーチン路線は正しい」 ゴルバチョフ氏が擁護
http://d.hatena.ne.jp/navi-area26-10/20070728/1185632065
と言っていたのですけどね。