著名芸術家を拘束＝北京五輪スタジアム設計―中国

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110403-00000088-jij-int

時事通信 4月3日(日)20時59分配信

　【北京AFP＝時事】中国の著名な芸術家、艾未未（アイ・ウェイウェイ）氏の関係者は3日、簡易ブログ「ツイッター」を通じ、同氏が拘束されたと訴えた。拘束後、北京郊外にある同氏のスタジオを警察が家宅捜索し、スタッフ8人が連行される一方、艾氏の妻は自宅軟禁下に置かれたという。

　艾氏は3月29日、当局の干渉を避けるため、スタジオをドイツに移転する考えを表明していた。関係者によると、同氏は3日、北京の空港で、香港行きの航空機に搭乗する直前、税関職員によって連行された。

　2008年夏の北京五輪で、スタジアム「鳥の巣」の設計に携わったことで有名な艾氏は、一方で当局に対する批判でも知られる。昨年12月には、中国の民主活動家、劉暁波氏のノーベル平和賞授賞式に出席しようとして出国を阻止されていた。

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集会情報広めた活動家拘束=中国

最終更新:4月3日(日)21時2分

艾未未氏捕まってしまったんですね。簡単には釈放されなさそうです。
■拘束中の芸術家アイ・ウェイウェイ氏、中国内外で釈放求める動き

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110405-00000408-reu-int

　４月５日、中国当局に拘束された著名な現代芸術家、艾未未（アイ・ウェイウェイ）氏の釈放を求める声が高まっている。写真は昨 年１１月、上海で同氏のポスターを掲げる支持者ら（２０１１年　ロイター/Carlos Barria）

　［北京　５日　ロイター］　中国で３日に当局に拘束された著名な現代芸術家、艾未未（アイ・ウェイウェイ）氏の釈放を求める声が高まる中、政府の民主化運動への取り締まりがどこまで行われるのか、同国のリベラルな知識人たちは不安を募らせている。

　艾氏は３日、北京国際空港で香港行きの飛行機に乗ろうとしていたところ、出入国管理当局者に拘束された。その後、同氏の携帯電話はつながらず、連絡が取れない状況が続いている。妻の路青さんはロイターに対し、警察が艾氏のスタジオの捜索を行い、ディスクなどを押収したとし、「警察は何も教えてくれない。（艾氏は）これまでも政府当局と対立することはあったが、今回はかなり深刻だ」と語った。

　５日現在、中国政府当局は艾氏について何もコメントしていない。

　中国内外の人権活動家たちは、艾氏の釈放を求める運動をインターネット上で開始した。その中のひとり、中国のドキュメンタリー作家アイ・シャオミン氏は、今回の民主化活動家への取り締まりを１９８９年の民主化運動と比較し、「中国政府は１９８９年の時とは違って、人々を殺す必要はなく、拘束することによって政府への批判を長期間封じ込めることができると考えているのだろう」と語った。

　艾氏の拘束には西側諸国からも非難が高まっており、中国政府に法的手続きを経ない反体制派取り締まりを中止するよう求めている。

以前自宅軟禁になったことはありました。
■「鳥の巣」の芸術家艾未未氏、自宅軟禁状態に
http://d.hatena.ne.jp/navi-area26-10/20101108/p4