＜ウガンダ＞抗議デモ拡大
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110423-00000102-mai-int
【ヨハネスブルク高尾具成】今月に入り東アフリカ・ウガンダ各地で反政府運動が拡大している。食糧や燃料価格の高騰への抗議が端緒だが、２月に再選されたムセベニ大統領の長期政権に対する批判も遠因になっている。治安当局は抗議デモを扇動したとして野党「民主変革フォーラム」の指導者ベシジェ氏の拘束を繰り返すなど警戒を強めている。
今月２１日、ベシジェ氏は首都カンパラ郊外で抗議デモに参加しようとしたところ、暴動の扇動、参加の疑いで当局に拘束された。ＡＰ通信によると今月に入り、４度目の拘束。治安部隊が使用したゴム弾で右手を負傷している。同氏はエジプト型の民主化運動を目指しているとされ、拘束後、拘束先のカンパラの警察署前では数千人が抗議運動を行い、治安部隊は催涙ガスを発射するなどして鎮圧した。
ウガンダは６２年の独立後、クーデターが相次いだがムセベニ氏率いる当時の反政府勢力「国民抵抗運動」がゲリラ闘争を展開。８６年、同氏の大統領就任後、政情が安定した。しかし、０５年の憲法改正で大統領の任期制限を撤廃。最近では独裁色を強め、汚職体質への批判も高まっている。
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まぁ独裁色を強めてるからって必ずしも悪いとは限らないかもしれませんが、やはりいい面はあまり感じません。
前の記事は、
■ウガンダ野党指導者拘束、当局が3000人の抗議デモ鎮圧図る
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110419-00000011-reu-int
４月１８日、ウガンダの警察当局は、食料価格高騰に抗議するデモ隊の暴動を扇動したとして、野党指導者キザ・ベシジェ氏（中央）を拘束（２０１１年 ロイター/James Akena）［カンパラ １８日 ロイター］ ウガンダの警察当局は１８日、食料価格高騰に抗議するデモ隊の暴動を扇動したとして、野党指導者キザ・ベシジェ氏を拘束した。
【写真】野党指導者キザ・ベシジェ氏を拘束する瞬間
ベシジェ氏の拘束を受け、勾留先の首都カンパラの警察署前では約３０００人が抗議デモを実施。これに対し、軍兵士や警官が催涙ガスを発射して、デモの鎮圧に乗り出した。
今年２月の大統領選で、ムセベニ大統領の最大のライバルだったベシジェ氏は、デモに参加するため自宅を出たところ、当局に拘束された。その後、同氏は暴動を扇動した罪に加え、暴動に参加した罪で訴追された。
出廷したベシジェ氏は「私が間違ったことをしているとは、誰も言っていない。この裁判は、私を苦しめるために開かれている。裁判所は、私の権利を乱用するために警察を使っている」と非難した。
ウガンダの３月の消費者物価指数は前月比４．１％上昇、年率では１１．１％上昇している。
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