「気に入らない」露首相、多国籍軍のリビア攻撃で

http://sankei.jp.msn.com/world/news/110427/erp11042701020001-n1.htm
2011.4.27 01:01

 ロシアのプーチン首相は26日、訪問先のコペンハーゲン多国籍軍リビア攻撃にふれ、「いわゆる文明化した集団が、総力を挙げてそう大きくもない国に長期間居座り、インフラを破壊する。私は気に入らない」と強く批判した。インタファクス通信が伝えた。

 首相は、カダフィ体制は「ゆがんだ君主制で、正常ではない」と断った上で、リビア国内の軍事衝突に外国が介入する必要はないと強調した。さらに、カダフィ大佐の殺害も辞さないとの発言が出ているとし、「だれがそれを許可したのか。裁判でもあったのか。死刑に処する権利を得たとでもいうのか」と語った。(モスクワ 佐藤貴生)

ロシアに関しては大統領と首相で合意が取れてないような感じですね。
リビア空爆】「イタリアが武器供給」 近く輸送と反体制派
http://d.hatena.ne.jp/navi-area26-10/20110418/p3

リビア作戦の合法性理解 ロシア、NATOに表明

リビア空爆】UAE、ベルギーなども参加通知 計12カ国に
http://d.hatena.ne.jp/navi-area26-10/20110325/p1

ロシア大統領、リビア問題めぐりプーチン首相を批判
というのがありました。カダフィに裁判があったかという話ですが、国際刑事裁判所での手続きは進んでいるようです。
2011/03
リビア騒乱】国際刑事裁、弾圧を迅速捜査 「免責なし」と検察官
http://d.hatena.ne.jp/navi-area26-10/20110303/p4
その後も
2011/04
リビア人道犯罪で証言提出 国際刑事裁にNGO

http://sankei.jp.msn.com/world/news/110423/mds11042313120004-n1.htm
2011.4.23 13:11


22日、リビア北東部ベンガジで、被害者調査について話すNGO「国境なき弁護士団・フランス」のフィリップ・モリソー副代表(共同)

 非政府組織(NGO)「国境なき弁護士団・フランス」のフィリップ・モリソー副代表は22日、リビアでの市民に対する武力攻撃など「人道に対する罪」や戦争犯罪の疑いについて現地で被害者調査を実施、国際刑事裁判所(ICC)の検察官に証言などの書類を提出することを明らかにした。

 市民殺害や女性への性的暴行も含まれるほか「被害者は特定できていないが、政府側が拉致した人々を(欧米の空爆に対する)『人間の盾』に使ったという情報もある」(モリソー氏)という。

 ICCの主任検察官は「人道に対する罪」の容疑で最高指導者カダフィ大佐と側近ら政権最高幹部の捜査を開始すると既に発表。提出される書類は、訴追に向け、犯罪行為や被害者特定を容易にすることになるという。(共同)

このニュースの写真

22日、

関連ニュース

・ 【リビア空爆】政府軍、東部の石油施設空爆か 反体制派の原油生産再開に影響も
・ 【リビア空爆】米軍、攻撃に無人機「プレデター」を投入 大統領が承認
リビア反体制勢力、外国地上部隊を一部容認
・ 【リビア空爆アカデミー賞候補の著名写真家が砲撃で死亡
・ 【リビア空爆】英仏伊 リビアに軍事顧問団派遣 反体制派支援 地上部隊派遣は否…

まぁまだ捜査段階ですしICCなんで死刑は無いですが。