作戦の漏洩を批判 ビンラディン容疑者殺害で米国防長官

http://www.asahi.com/international/update/0513/TKY201105130407.html
2011年5月13日19時46分

 ゲーツ米国防長官は12日、米軍による国際テロ組織アルカイダ指導者のオサマ・ビンラディン容疑者の殺害作戦の詳しい内容が明らかにされたことに、苦言を呈した。作戦当日、政権幹部は実行部隊の安全のため、詳細を公表しないことで合意していたという。

 米ノースカロライナ州の米海兵隊基地で、兵士らの質問に答えた。作戦を実行した米海軍特殊部隊を報復テロなどから守るためどんな対策を講じているか、との質問に対し「(作戦実施日の米東部時間)1日、ホワイトハウスの危機管理室では、作戦の詳しい内容は公表しないことで全員一致したが、翌日には破綻(はたん)した」と説明。兵士らを守るため、個人情報の保護などに万全を尽くす考えも示した。

 米政府は当初、実行部隊の詳細は説明していなかったが、オバマ大統領が6日に非公開で激励したこともあり、海軍特殊部隊の活躍は全米に知れ渡った。米紙ワシントン・ポスト電子版は13日、同部隊が拠点を置く米東岸の町バージニアビーチで、作戦に参加した隊員捜しが流行していると報じた。(ワシントン=望月洋嗣)

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漏洩しているのなら中身を知りたいんですけどこれ↓じゃないですよね。6日って書いてありますしね。
ビンラディン容疑者殺害、作戦の詳細が判明

http://www.news24.jp/articles/2011/05/03/10182119.html
< 2011年5月3日 21:14 >
 アメリカ軍によって潜伏先のパキスタンで殺害された国際テロ組織「アルカイダ」のウサマ・ビンラディン容疑者について、アメリカ軍が40分間にわたって展開した作戦の詳しい状況が明らかになった

 ビンラディン容疑者は首都・イスラマバードから約60キロ離れたアボタバードに潜伏していた。アメリカ政府高官によると、収容所に拘束されているテロの容疑者の情報から潜伏場所を特定。建物は要塞のような造りで、敷地の周囲には最大約5メートルの高さの塀があった。

 襲撃作戦はアメリカ単独で少数精鋭で行われ、現場にはヘリコプター4機が向かった。ビンラディン容疑者は家族と暮らしていた邸宅の3階で殺害されたとみられ、息子を含む4人も殺害された。また、「人間の盾」となっていた側近の妻とみられる女性も殺害された。NBCテレビによると、アメリカ兵はビンラディン容疑者を発見すると、すぐ本人と認識し、左目辺りに銃を2発撃ったという。

 NBCテレビによると、今回の作戦でビンラディン容疑者はギャンブルの大当たりを意味する「ジャックポット」というコードネームで呼ばれていた。殺害後、作戦司令部には、作戦成功を意味する「神と国のために、ジェロニモジェロニモジェロニモ」という暗号が伝えられた。

 ビンラディン容疑者の遺体は、洗われた後、白いシートに覆われて重りをつけられ、海に沈められたという。

 アメリカ政府高官によると、ビンラディン容疑者の身柄拘束も選択肢の一つだったものの、抵抗したため殺害したことを明らかにした。NBCテレビによると、作戦実行に先立ち、特殊作戦チームは先月7日と13日の2回にわたり、潜伏先に見立てた場所で予行演習を実施し、周到に準備していたことが明らかになった。

 オバマ大統領は1日、ホワイトハウスでモニター越しに作戦の進行状況を見守った。

 殺害後、アメリカ全土では、アルカイダの報復を警戒し、厳戒態勢が敷かれている。ロサンゼルスの空港では、自動小銃を持った警察官が普段よりも巡回を増やすなど緊張感が高まっている。

ただこんな記事もあります。
イラン情報相「ビン・ラディンはとっくに病死していた」 (Radikal紙)

http://www.el.tufs.ac.jp/prmeis/html/pc/News20110510_070931.html
2011年05月09日付 Radikal紙

イラン情報相のハイダル・ムスリヒ氏は、テロ組織アルカイダのリーダーであるウサマ・ビン・ラディンはずっと前に病死していたという確実な情報を得ていることを明らかにした。

イランの各新聞に掲載された記事によると、ムスリヒ情報相は、アメリカ軍によってパキスタンの隠れ家で殺されたと発表されたビン・ラディンが、本当はずっと前に病死していたと主張した。

ビン・ラディンは病死したという確実な情報を手にしている」と話したムスリヒ情報相は、「アメリカ軍やCIA情報局が本当にビン・ラディンを捕まえ殺したならば、なぜ遺体を見せないのか。なぜ遺体を海へ捨てたのか?」と発言した。

ムスリヒ情報相は「アメリカ政府は嘘の情報で中東の民衆の行動に水をさし、国の世論の注目をこの問題を利用して他の方向へ向けようとしている」と主張した。

ビン・ラディンが殺されたことが報道された後、イランの軍や政治層からもこれに似た発言が聞かれた

イランのマフムード・アフマディネジャド大統領もビン・ラディンがイランにいるという噂に関し、アメリカのABCテレビのインタビューに答え、「ビン・ラディンは、ワシントンに暮らしている。なぜなら彼とアメリカのジョージ・W・ブッシュ前大統領はかつて良い関係にあったからだ。彼らは石油産地で協同していた。しかし、ビン・ラディンはイランとはこれまで何の関係もなかった」と話した。

■家は壊される

一方、パキスタン政府は、ビン・ラディンが殺害されたアボタバードの家の破壊の準備をすすめ、多くの外国人報道陣たちは町からの退去を求められた。

パキスタンのメディアが報じたニュースによると、政府はアルカイダのリーダーの家へ訪問者が溢れないように、また時が経つにつれて聖地に変わらないようにとの理由で家を破壊する準備を進めている。

ダウン・ニュース新聞の取材を受けた匿名の関係者は、ビン・ラディン氏の家の取り壊しが近いうちに始められるため、報道陣たちを遠ざけるとの決定がなされたと述べた。そして、パキスタンで一番静かで安全な町の一つであるアボタバードが、アルカイダのリーダーの名で知られるようなることを望まない、と話した。一方、アボタバードの警察は、外国人記者団やビン・ラディンの家の周辺で待機しているTVの放送車両に対し、一刻も早、町をでるようにと求めた。この一週間、世界中から何百人というジャーナリストが押し寄せたアボタバードであるが、安全対策を高める警察や軍は、町の出入り口で身分証明書の提示を行なっている。外国人報道陣や疑わしい人は町に入る許可を得られない。

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(翻訳者:小川玲奈)
(記事ID:22438)

なんとなく怪しいですね。

殺害作戦を「生ツイート」、地元住民が投稿
http://d.hatena.ne.jp/navi-area26-10/20110504/p1
に家の図があります。