シリアデモやまず、死者３０人に

中東

http://sankei.jp.msn.com/world/news/110521/mds11052110510001-n1.htm
2011.5.21 10:49

　反政府デモが続くシリアの人権活動家は、西部ホムスや北部アレッポ南方の町など同国各地で２０日、デモ弾圧に当たった治安部隊の発砲による市民の死者が少なくとも計３０人に上ったと語った。ロイター通信が伝えた。

　アサド政権は野党勢力との対話を推進する姿勢を見せる一方で、デモ弾圧を継続。治安当局の警戒態勢の中、市民は２０日「戦車との対話は拒否する」と書かれたプラカードを掲げるなどし、北西部バニヤス、ラタキア、北東部カミシュリのほか首都ダマスカス郊外など各地でデモを行った。

　人権団体によると、アレッポ南方の町には戦車が展開し１２人が死亡、ホムスでは１１人が死亡した。シリアではデモが本格化した３月中旬以降、８５０人以上が当局の弾圧で死亡したとされる。（共同）

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今月の初めは、
■＜シリア＞市民の死者５６０人に　当局は活動家を狙い逮捕
http://d.hatena.ne.jp/navi-area26-10/20110507/p1
だったのですが、ずいぶん増えてますね。

アメリカも主張しています。
■「民主化か退陣」選択を＝シリア大統領に警告―エジプトに20億ドル支援―米大統領

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110520-00000007-jij-int
　【ワシントン時事】オバマ米大統領は19日、中東情勢に関して演説を行い、シリアのアサド大統領に対し、「民主化移行を導くか、退陣するかの選択肢がある」と述べ、反体制デモ弾圧をやめて改革を実行しない限り、退陣を要求すると警告した。

　オバマ大統領が中東政策で主要演説を行うのは、2009年6月にカイロでイスラム世界との融和を宣言してから2年ぶり。チュニジアとエジプトの民衆革命で到来した「アラブの春」と呼ばれる民主化機運を捉え、米国のビジョンを示した。

　オバマ大統領は演説で、中東民主化デモについて、「抑圧の戦略はもはや通用しない」と述べ、シリアなどによる反体制デモ弾圧を非難するとともに、自由や民主化を求めて立ち上がった中東の民衆を支援していく姿勢を示した。

　また、反体制デモの背景に政治的自由と雇用機会の欠如に対する民衆の不満がある点に触れ、経済支援の重要性を強調。政権移行を進めるエジプトを模範国として、債務減免や融資など最大20億ドル規模の支援策を発表した。

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まぁ民主的決定でもイスラム化したら、民意無視も見逃すみたいな事もいままでいろいろありましたからね。でももう中東の民意も無視できないレベルに来てる思いますが。