ビンラーディン容疑者 英同時テロを事前把握

http://sankei.jp.msn.com/world/news/110713/erp11071322440015-n1.htm
2011.7.13 22:43

　５月に米軍に殺害された国際テロ組織アルカイダの前指導者ウサマ・ビンラーディン容疑者が、２００５年７月に実行されたロンドン同時テロの計画を事前に知っていたと米政府のテロ専門家が結論付けていることが分かった。ロイター通信が１３日報じた。

　パキスタンの潜伏先から入手した情報などから判断した。０６年に英国で発覚した旅客機同時テロ計画についても把握していたことを示唆する状況証拠があるという。

　英当局はこれまで、ロンドン同時テロにアルカーイダ指導部も関与していたと判断していたが、ビンラーディン容疑者自身との関連は見つかっていなかった。（共同）

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この手の情報はどうなんだろうと思ってしまいますが、当時の報道ではこんなのがありました。
2005/07
■＜ロンドン・テロ＞「イラク戦争が動機」２１日の実行犯供述

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050731-00000037-mai-int
　【ロンドン山科武司】２１日の同時爆破テロの実行犯としてローマで逮捕されたエチオピア系英国人、フセイン・オスマン容疑者（２７）がイタリア当局の調べに、「イラク戦争がテロの動機」と供述していることが３１日、分かった。同日付の英各紙がイタリアの報道をもとに伝えた。事実ならばテロとイラク戦争との直接の関係を否定していた英ブレア政権に打撃を与えることも予想される。

　サンデー・タイムズ紙などが伝えたオスマン容疑者の供述によると、２１日のテロの中心人物は、バス爆破を企てたムフタル・サイード・イブラヒム容疑者（２７）。オスマン容疑者らは、イブラヒム容疑者にイラク戦争で女性や子供が殺害されるビデオを見せられ、「何かでかいことをしなければ」といわれたという。

　７日の同時爆破テロについては、「驚いた。（テロ実行犯とされる）パキスタン系とは接触がなかった」と述べ、直接の関連を否定。７日のテロ発生後に生まれた、イスラム教徒への険悪な雰囲気の反発も、２１日のテロの背景にあったと述べた。

　オスマン容疑者は「テロは政治的なメッセージで、生命を奪う目的はなかった」と、国際テロ組織アルカイダや他組織とのかかわりを否定した。４人はロンドン・ノッティングヒル地区の健康ジムで仕事や政治のことを話す仲間。爆発物の製造方法はイブラヒム容疑者が教えたという。

　審問に先立ちイタリア捜査当局はオスマン容疑者が「エチオピア生まれ」と訂正した。地元テレビはオスマン容疑者が「ソマリア人」との偽の証明書で英国に難民申請したと報じた。

　また英捜査当局は３１日、２１日のテロに関連して英南部サセックス州の２カ所を反テロ法違反容疑で捜査し、計６人を逮捕した。（毎日新聞） - 7月31日22時55分更新

正直分かりませんが、いわゆるアルカイダの細胞組織であった可能性はありますね。

パキスタン系についてはよく分かりませんでしたが、こんな記事がありました。
■＜パキスタン＞アジズ首相会見　ロンドンのテロとの関連否定

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050811-00000018-mai-int
　来日中のパキスタンのアジズ首相が１０日、東京都内で毎日新聞と会見した。ロンドン同時テロについて「これまでの捜査で、パキスタン国内に事件との関連を示すものはない」と述べ、事件との関連を強く否定した。また、同国の核科学者カーン博士による核技術流出について、「カーン博士の問題は終わった」と強調した。（毎日新聞） - 8月11日2時26分更新

まぁビンラディンが死んだからといって、何でもかんでも罪をかぶせるようなことは避けるべきだと思いますが。