中国の「空母キラー」は尖閣を射程圏内に入れていたのですね。

しかもそれを朝鮮日報で知るというw

尖閣射程のミサイル配備、中国が 波状攻勢

記事入力 : 2012/09/24 10:02
[...]
 新華社によると、中国国家海洋局は領土紛争地域に対する人工衛星を使った監視・観測と同時に、無人偵察機の運用を近く本格化する方針だ。中国共産党機関紙、人民日報は23日、「釣魚島(尖閣)問題について、中国は半歩も譲歩しない」と強調した。

 22日付台湾紙・中国時報はロシアの報道を引用し、尖閣諸島に近い中国・福建省の内陸地帯には「空母キラー」と呼ばれる新型の中距離弾道ミサイル「東風21C」が配備されたことが民間の衛星写真で確認されたと伝えた。有効射程距離が3200キロに達し、尖閣諸島を射程圏内に入れている
[...]
上海=呂始東(ヨ・シドン)特派員

朝鮮日報朝鮮日報日本語版

7月の段階よりはっきりした情報と言うわけですね。東風21Dはまだ未配備と言う事でしょうか。

中国が開発中の新型偵察衛星、目標は米空母か

記事入力 : 2012/07/13 09:59

中国が開発中の新型偵察衛星、目標は米空母か

中・長距離ミサイルによる攻撃用

 中国軍が、遠方にいる米国の空母打撃群(CSG)を対艦弾道ミサイル(ASBM)などで攻撃するため、各種の先端偵察衛星を研究・開発しているという見解が提示された。

 上海・東方網は12日、米国の国防シンクタンク「プロジェクト2049研究所」の報告書を引用し「中国軍当局が、リアルタイムで米CSGを追跡・照準するため、高解像度衛星、レーダー衛星、電子情報衛星、固体燃料で打ち上げられる小型衛星などを重点的に開発している」と報じた。低い軌道で運用されるこうした先端衛星により、CSGの位置を把握し、中国軍が保有する中・長距離弾道ミサイルの遠距離精密攻撃能力を高める狙いがあるとみられる。

 中国は「空母キラー」と呼ばれる「東風21D(DF21D)」ASBMを開発し、既に実戦配備したといわれている。DF21Dの射程は3000キロに達し、西太平洋やインド洋、南シナ海などで活動する米空母を攻撃できる。

 同研究所は、中国が2008年5月に打ち上げ現在運用中の気象衛星「風雲3号」などが、既にこうした機能の一部を保有しているとの見解を示した。12の全天候センサーを搭載した風雲3号衛星は、気象情報だけでなく、ASBM部隊に目標物の正確な位置や信号の数値まで提供できるという

 また中国は、敵国から発射された弾道ミサイルを早期に探知して対応できる早期警戒衛星の研究・開発にも拍車をかけていると伝えられている。ミサイル迎撃網構築のためには、早期警戒衛星の導入を積極的に進める必要がある。

北京=崔有植(チェ・ユシク)特派員

朝鮮日報朝鮮日報日本語版

まぁ2月には配備準備しているといわれていたので、配備が終わってても同然かとは思いますが。

中国、「米空母キラー」配備準備=新型対艦ミサイル―国防総省
 【ワシントン時事】米国防情報局(DIA)のバージェス局長は16日の上院軍事委員会の公聴会で、「米空母キラー」と呼ばれる中国の新型対艦弾道ミサイル「東風21D」(射程1500キロ以上)について、同国が「恐らく配備準備をしている」と証言した。

 国防総省は東風21Dを、有事の際に米空母の中国近海への進出を阻止する兵器として強く警戒。在沖縄海兵隊の分散配備計画も、沖縄県の米軍基地を射程に入れる東風21Dの開発が一因になっている。米軍は東風21Dの能力を分析した上で、日本など同盟国とも連携し、長距離攻撃能力を柱にした対中国シフトを敷く方針だ。

日本など同盟国とも連携し、長距離攻撃能力を柱にした対中国シフトを敷く方針』に対して(まぁ長距離ミサイルと明言しているわけではありませんが)、中国の『敵国から発射された弾道ミサイルを早期に探知して対応できる早期警戒衛星の研究・開発にも拍車をかけている』というのがあるんでしょうね。