[国内]論理のパズル

お久しぶりです。一つ論理パズルを出題します。

以下の時この国の命運を答えよ

・日米韓の三か国では北の核を平和裏に放棄させることができないことが実証済み(7/28〜)

・東アジアで中国の望まない戦争は行えないことが実証済み(8/5〜8/16)

・中国が北崩壊後の秩序について、これを言えば北から警戒されるが、と前置きした上で中米韓での合意を提案。核を取り除くには戦争不可避という内容。反論はなく了承されている模様(9/11)

・国連総会で対話の時は終了と安倍首相が発言(9/20)

自民党が総選挙で圧勝安倍内閣全員の続投が決定(10/22)

・中国全人代終了(10/25)「習近平新時代中国特色社会主義思想」の開始が宣言。前例を覆し自分の名前を歴史に残す試みと受け止められる。

・中国参加のいくつかの会議が行われ、北との対話や中国との関係の発展を訴えるなど和やかな雰囲気(〜10/28)

さてどうなるでしょうか!?

…正解は東アジアサミット(11/14〜)の後で!!

イラクにシーア派優遇の地盤が揃ったのは2010年かな。

8/16日のエントリ■イラクのマリキ首相が続投を断念したようで、復習。の結果です言いたいことは題名のとおりですが、「イスラム国」が昨今のシーア派優遇に反発しているといいますが、2010年は米軍撤退の事に目が行っていて、選挙の事を追っていませんでした。
ニュース系サーチエンジン(イラク イラキヤ|イラキーヤ|法治国家連合|イラク国民同盟 @cdate STRRX 2010)
をざっと読めばだいたい分かると思うのですが、ピックアップしてみました。

ポイントは、2009年のエントリ■<イラク>イスラム教シーア派最大会派が分裂 新会派結成でで、マリキ首相のアッダワ党も参加していた会派「統一イラク同盟」から「イラクイスラム最高評議会(SIIC)」が抜けて「イラク国民同盟」を結成し分裂した所辺りから始まります。

ピックアップは上の検索結果から、
2010/03/27
イラク総選挙、世俗派の元首相派が小差で勝利 連立の行方不透明
2010/06/01
イラク最高裁連邦議会選結果承認 首相候補選びは混迷
2010/06/11
首相派とシーア派が統合 スンニ派反発も イラク
2010/08/17
イラク>連立協議が中断 第1党、首相に反発
2010/10/05
イラク>サドル師派が首相支持 「反マリキ」取り下げ
2010/12/21
イラク>新政権発足 閣僚3分の1が未定・兼務

まとめると、マリキ首相の法治国家連合は第2勢力になった。第1勢力はイラキーヤ(国民運動)で指導者はシーア派のアラウィ元首相の世俗勢力(スンニ派からも支持が多かった)、第3勢はシーア派有力政党「イラクイスラム最高評議会」(SIIC)を中心としたイラク国民同盟と、なんだかんだ時間がかかったが最高裁が認めた。

最初第1勢力を無視して、第2勢力と第3勢力で連立を組むが議席が足りないためそれ以外の会派とも連立交渉が必要だった。

次に第2勢力は第1勢力と手を組もうとしたが、第1勢力が大統領職を要求したり、マリキ首相が第1勢力のことを「スンニ派の勢力」と呼んだ事に、宗派間の対立を煽ると謝罪を求めたりとしているうちに流れた。

最終的にサドル師がマリキ支持を打ち出したことで第1勢力を軽視した第2、第3勢力の(シーア派の)連合が出来た。これで約9ヶ月かかり、しかし閣僚のポストは埋まりきっていないと。

サドル師というのは、■反米闘争継続を=イランから帰国後初の演説―サドル師のサドル師ですね。リンク先の下の方にサドル師に関するまとめがあります。

また、2011年になるとイラキーヤのハシミ副大統領に逮捕状が出たりします。
ニュース系サーチエンジン(イラキーヤ|イラキヤ 逮捕状) @cdate STRINC Dec 2011

またムトラク副首相の更迭を要求とかも有りますね。とにかくここらへんから宗派間の対立が大きくなっていったものと思われます。

イラクのマリキ首相が続投を断念したようで、復習。

2009年初頭の記事、■イラク地方選マリキ首相派勝利・・・ちょっと前の話ですが。から色々とさかのぼれますが、これらの記事だけでなくアッダワ党についても読んだほうが良さそうです。うまく纏められそうだと思ったら、また書いてみます。

米軍はアフガンからの2016末の全軍撤退が決まっていたのに事件が起こるのも不思議ですね。

新聞からは原因がわからない。
ニュース系 サーチエンジン(アフガ 将校|将官|撤退 @cdate STRINC 2014 @title STRRX アフガ)

d3.jsとHyperestraierで新聞のワードクラウド作った

とりあえあえずサンプルです。hyperestraierはこちらで動いています。

何故ワードクラウドを作りたかったかというと自分が欲しかったからなのですが、Webでニュースを見ていると、今現在あちこちで扱われている注目の出来事がなんなのか分かりにくく見逃すことがあると痛感したからです。

で、参考にしたサイトはGUNMA GIS GEEKさん。
【D3.js】「全ツイート履歴」からWord cloudを作ってみた。
です。僕より説明がうまいと思うのでそちらに目を通しておいていただけると先が読みやすいかと。

まずワードとその出現頻度のデータを入手して、出現頻度の大きいワードほど文字も大きくして、目立つようにしたいわけですが、僕はHyperestraierを使っていたので、find -ctime -1で一日分だけのインデックス(casket)をestcmdで作って

estcmd words casket > dfdb1.tsv 

みたいな感じで得たデータを元にしています。まぁこれはMeCabと違って、文字の種類が変わるところで文章をぶった切って、その個数をカウントして、検索の時に使おうというデータなので、上のサンプルで漢字に送り仮名がなかったりするのはそのためです。

今回はまだとりあえずなので、すべてのひらがなと、一文字だけのカタカナ、あと手作業で1000個以上の残ったワードをピックアップして削除するようにしましてその他にもExcelを駆使しcountをMAXが100くらいの控えめな値にしました。文字コードExcelShift_JISですが、最終的にはUTF-8にする必要があるようです。

count,word
100.630,オバマ
57.716,セウォル
55.877,米大統領
55.049,リニア
54.889,自民
・・・

のようなranking.csvファイルを作ります。ちょうどオバマ大統領が来日し、韓国でフェリーが沈没した時だったのでこうなりました。

ちなみにJavascriptもあまりよくわかっていないのですが、index.htmlの部分に書いたのはこんな感じです。

<script>
d3.select('body').append('svg') // 元のサイトから変更
.attr({
        x:50,
        y:50,
        fill:"black",
        "font-size":40
})
.text('Loading...')     
        
d3.csv('ranking.csv', function(data){
        var h = 800;
        var w = 1000;       // 大きくした
data = data.splice(0, 500); // 処理wordを500件に減らした

        var random = d3.random.irwinHall(2)
        
        var countMin = d3.min(data, function(d){ return d.count} ); //こうした方がいい時もある
        var countMax = d3.max(data, function(d){ return d.count} );
        var sizeScale = d3.scale.linear().domain([countMin, countMax]).range([10, 100])
        var colorScale = d3.scale.category20();
 
        var words = data.map(function(d) {
                return {
                        text: d.word,
                        size: sizeScale(d.count) //頻出カウントを文字サイズに反映
                        };
                });
         
        d3.layout.cloud().size([w, h])
                .words(words)
                .rotate(function() { return Math.round(1-random()) *90; }) //ランダムに文字を90度回転
                .font("Impact")
                .fontSize(function(d) { return d.size; })
                .on("end", draw) //描画関数の読み込み
                .start();

        //wordcloud 描画
        function draw(words) {
                d3.selectAll('text').remove();
                d3.select("svg")
                .attr({
                        "width": w,
                        "height": h
                })
                .append("g")
                .attr("transform", "translate(150,150)")
                .selectAll("text")
                .data(words)
                .enter().append("text")
                .style({
                        "font-family": "Impact",
                        "font-size":function(d) { return d.size + "px"; },
                        "fill": function(d, i) { return colorScale(i); }
                })
                .attr({
                        "text-anchor":"middle",
                        "transform": function(d) {
                                return "translate(" + [d.x, d.y] + ")rotate(" + d.rotate + ")";
                        }
                })
                .text(function(d) { return d.text; })
                //ワードクラウドがクリックできるリンクになるように追加。
                .on("click", function (d, i){
                    window.open("../../cgi-bin/estseek.cgi?phrase="+d.text+"&perpage=100&attr=&order=&clip=9&navi=0", "_blank");});
        }
        
});
</script>

見よう見まねで何とか出来ました。でもまぁ見落すことがあるのを避けるのは難しいかな^^;