解雇計画はホワイトハウスから出たものだったことが、明らかに。長官の説明と食い違う。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070314-00000142-reu-int
ウォールストリート・ジャーナル紙ヘッドライン(14日付)より


★米司法省の連邦検事解雇問題、解雇計画はホワイトハウスから出たものだったことが、ゴンザレス司法長官の元側近とマイヤーズ前大統領法律顧問の電子メールで明らかに。長官の説明と食い違う。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070315-00000348-reu-int
ウォールストリート・ジャーナル紙ヘッドライン(15日付)より

★ゴンザレス米司法長官に圧力強まる。司法省が連邦地検の検事正を解任した問題で、ブッシュ大統領も「満足していない」との立場示す。
この二つは矛盾してないんでしょうか。ちょっと今後に注目ということで。と思ったらすでにありました。
■米国:ブッシュ政権、検事正8人を解任 新たな火種に
http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/america/news/20070316k0000m030007000c.html

 【ワシントン大治朋子】ブッシュ米政権が2年前、全米の連邦地検検事正93人全員の解任を画策し、昨年12月までに8人を解任していたことが明らかになった。政権側は「業務上の理由」としているが、共和党上院議員が解任を要請したとの疑惑も浮上、議会が調査に乗り出した。14日には民主党のリード上院院内総務や共和党からもゴンザレス司法長官の辞任を求める声が相次ぎ、政権の新たな火種となっている。

 政府が13日、議会に提出した電子メールの記録などによると、05年初め、当時のハリエット・マイヤーズ大統領法律顧問は司法省のサンプソン首席補佐官(12日辞任)に対し、全米の連邦地検検事正全員を解任することが可能かなどと照会した。補佐官は同3月、解任すべき検事正のリストを送付。06年12月までに、シアトルやサンフランシスコなどの検事正8人が解任された。

 同年10月には、ブッシュ大統領が司法長官と、検事正の解任問題について話したこともあったという。後任には大統領の側近中の側近、カール・ローブ大統領次席補佐官と懇意な検事も抜てきされるなど「共和党色」が反映されているという。

 民主党は「共和党上院議員の要請で解任が協議された」と批判。検事正たちは共和党側から、「民主党に対する選挙違反の摘発が甘い」とか「共和党の捜査をしている」などと目を付けられていたと指摘した。実際、解任された検事正の一部は議会に対し、昨年11月の中間選挙前に共和党側から、民主党議員の選挙違反を捜査するよう「圧力をかけられた」などと述べていた

 また、ローブ補佐官が解任の「画策」に加わっていた疑いも浮上。上下院の司法委員は同補佐官の喚問も検討している。

 ゴンザレス司法長官は記者会見で「8人の解任は適切だったが議会に誤解を与えた」と一部責任は認めたものの、辞任は否定した。同長官はブッシュ大統領テキサス州知事時代に州務長官を務めるなど長年の「腹心」だ。ブッシュ大統領は訪問先のメキシコでの記者会見で、解任への直接的な関与は否定し解任そのものは「適切だった」との考えを示した。

毎日新聞 2007年3月15日 17時19分

ホワイトハウスについては出てきませんね。カール・ローブ大統領次席補佐官のことなんでしょうか。また後で調べるということで。