インドのエッサー、アザデガン油田開発めぐりイランと交渉

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070316-00000563-reu-int


 [ニューデリー 16日 ロイター] インドのエッサー・グループは16日、イランとの間で、アザデガン油田の開発をめぐって交渉していることを明らかにした。アザデガン油田については、昨年、日本の国際石油開発帝石ホールディングス(INPEX)<1605.T>の権益が10%まで引き下げられた。

 エッサー・オイルの探査・生産責任者であるKharak Singh氏は「昨年12月末か今年1月初めに、この問題をめぐってイランの当局者と会った。今月中か来月初めに、問題を前進させるために再び彼らと会う」と語った。

■イラン核 追加制裁決議案を合意 6カ国、来週採択見直し
http://d.hatena.ne.jp/navi-area26-10/20070315/1173971617
にも書きましたがイラン問題日本はかやの外ですなぁ。

石油に関しては

世界を動かす石油戦略 (ちくま新書)

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を読みましたが、あまり分かってないですが、p44あたり。石油の輸送コストは非常に安いので(地球半周でも原油価格の5%くらいの輸送コストだそうです)、いざとなればタンカーが着船できさえすれば、地球上どこの油田の石油でも同じように大量に買えるのだそうです。

だから産油国がいくつかの消費国に売りしぶりをしてもしょうがないのだと。実際アメリカとオランダに対して禁輸政策を行った1973年の第一次石油危機も、多くの消費国を巻き込んだだけで、アメリカ、オランダへの圧力にはならなかったと。

まぁ天然ガスにも目を向けるべきだけど日本は遅れをとっているということです。まぁ詳しくは読んでください。