塩素ガスで自爆テロ イラクで3件、350人超治療

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070318-00000007-san-int


 【カイロ=村上大介イラク駐留米軍は17日、イラク西部アンバル県で16日、塩素ガスを積んだトラックによる自爆テロが3件あり、警官2人が死亡、ガスの被害で350人以上が治療を受けたと発表した。国営テレビは少なくとも6人が死亡したとしている。治療を受けた人はや肺の炎症や嘔吐(おうと)など、毒性を持つ塩素ガス中毒の症状を起こしているという。

 爆発はまず県都ラマディ北東の検問所で発生、続いて2件の爆発がファルージャ南方で起きた。

 国際テロ組織アルカーイダと関係があるとみられるスンニ派過激派は1月末から自爆テロの際に塩素ボンベを積む「新たな戦術」を取り始め、米軍は警戒を強めている。

 スンニ派地域での無差別テロはこれまで珍しく、英BBC放送(電子版)は3件のうち2件は外国人武装勢力を批判した地元の部族長を狙ったものだったと報じた。

『外国人武装勢力』と言うのはアルカイダのこと↓なんですかね。
イラクで塩素を使った連続自爆攻撃、2人が死亡・350人以上に被害
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070318-00000612-reu-int

 3月17日、イラクで塩素を使った連続自爆攻撃、2人が死亡・350人以上に被害。写真は病院で治療を受ける被害者(2007年 ロイター/Mohanned Faisal)

 [バグダッド 17日 ロイター] イラク駐留米軍は17日、イラクファルージャ郊外とラマディ郊外で16日に塩素を積んだ自動車3台が相次いで爆発し、少なくとも2人が死亡、合計350人以上が塩素ガス中毒などの被害を受けたと発表した。

 それによると、最初の爆発はファルージャ郊外のアミリヤで発生。イラク警察官2人が死亡、住民約100人が皮膚のかぶれや吐き気などガス中毒の症状を訴えた。また、最初の爆発から程なくファルージャ南部で塩素900リットルを積んだトラックが爆発し、住民250人前後が被害を受けた。

 一方、病院関係者らは、ファルージャ郊外での最初の爆発は大規模な集合住宅を狙ったもので、警察官を含む6人が死亡したとしている。また2回目の爆発については、アルカイダに反対する部族の指導者をターゲットにしたものとの見方を示している

武装勢力 化学兵器戦術か イラク駐留米軍、材料を発見
http://d.hatena.ne.jp/navi-area26-10/20070226/1172501919
■爆弾工場から塩素ガスを押収 米軍発表
http://d.hatena.ne.jp/navi-area26-10/20070223/1172226301
いくらか製造工場を押さえたようですが、結構使われてるみたいですね。