【EU】米との市場統合に意欲

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070321-00000015-nna-int

　欧州連合（EU）と米国が大西洋をまたいだ市場統合に意欲を示している。20日付フィナンシャルタイムズによると、来月30日にワシントンで開かれるEU−米首脳会議（サミット）で交渉を開始する。
　
　最大40に及ぶ経済・産業分野で規制や基準の統一、技術の標準化を目指す。2日に暫定合意した航空自由化（オープンスカイ）協定の締結が期待されるほか、自動車産業やバイオ燃料、再生可能エネルギーなどが優先される見通し。サミットでは早期の達成が可能なのはどの分野か見極め、これらを先行プロジェクトとする考えだ。
　
　EUの議長国を務めるドイツのメルケル首相は19日にベルリンでキミット米財務副長官と会談し、「インドや中国などが競争力を強める中、われわれは手を組む必要がある」と主張。「きょう基準を設定する者があすの市場を制する」と述べた。
　
　双方からは数人の担当者が任命される予定。EU側ではマリオ・モンティ元欧州委員長の名が取りざたされている。

日本がこんな
■日本、ＥＵが２００５年に採用した国際会計基準へ適応が期限内に達成できないリスク
http://d.hatena.ne.jp/navi-area26-10/20070316/1173996162
ことになってる間にもアメリカは着々と話を進めてる感じですな。

『きょう基準を設定する者があすの市場を制する』というのは、

拒否できない日本 アメリカの日本改造が進んでいる (文春新書)

などで、アメリカがやっている事として紹介されてました。自分が書いた要約がhttp://www.kanshin.com/keyword/714391
にあります。