【英国】ナノテクでトップの座喪失

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070329-00000012-nna-int


 英国はナノテクノロジー(超微細技術)大国の地位を失っている――。科学技術会議(CST)は27日公表したリポートでこうした懸念を示した。
 
 ナノテクは物質をナノメートル(=10億分の1メートル)の領域で制御する技術で、電子産業や製薬・化学の分野で応用が進んでいる。英国は2004年時点で世界をリードする立場にあったが、CSTは既に他国に先を越されたとみる。
 
 政府の予算だけを見ても、意気込みの違いは明らか。日本とドイツが2004年にそれぞれ5億ポンド、2億ポンドを拠出したのに対し、英国は9,000万ポンドにすぎない。

 CSTはまた、ナノ物質が健康や環境にもたらす影響についての研究が軽視されている実情にも苦言を呈する。ただこうした傾向は他国でも見られ、ウッドロー・ウィルソン国際学術センターの新興ナノテクプロジェクトによれば、米国では2005年に10億ドルの全予算のうち1,100万ドルしかリスクの研究に費やされなかった。

日本がんばってるんですなー。結果出てるんですかね。