イランのウラン濃縮、まだ初期段階=IAEA事務局長

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070413-00000281-reu-int

 4月12日、IAEAエルバラダイ事務局長はイランのウラン濃縮工場は、まだ建設の初期段階で濃縮ウランの生産規模より同国の意図が懸念されると述べた。先月16日撮影(2007年 ロイター/Herwig Prammer)

 [リヤド 12日 ロイター] 国際原子力機関IAEA)のエルバラダイ事務局長は12日、記者団に対し、イランのウラン濃縮工場は、まだ建設の初期段階で、濃縮ウランの生産規模よりも、イランの意図のほうが懸念されると述べた

 事務局長は「商業規模の生産についてはさまざまな定義があるが、イランはまだウラン濃縮工場建設の初期段階にある」と発言。
 「懸念されるのは、イランが商業規模の生産を行うことだけでなく、(ウラン濃縮の)背後にあるイランの意図だ」と述べた。

まぁどこかの国がイランに安全保障を与えられればいいんでしょうけど、たぶん無いですね…
他にも
<イラン核開発>濃縮施設建設の初期段階…IAEA事務局長
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070413-00000013-mai-int

 【ウィーン会川晴之】サウジアラビア訪問中の国際原子力機関IAEA)のエルバラダイ事務局長は12日、商業規模のウラン濃縮活動開始を宣言したイランの核開発について「ウラン濃縮施設建設の初期段階にとどまっている」と述べ、大規模なウラン濃縮活動開始には、まだ時間が必要との考えを示した。ロイター通信が伝えた。

 イランのアフマディネジャド大統領は10日、中部ナタンツのウラン濃縮施設で、商業規模のウラン濃縮活動を開始したと宣言、同所の地下施設でウラン濃縮活動に着手したことを示唆した。

 ただ、イランは地下施設に設置した遠心分離機の数など詳細な情報の開示を見送っている。核専門家の間では、イランが目指していた3000台規模での大規模ウラン濃縮活動開始までには、時間がかかるとの認識が強まっていた

以前は
ロシア高官が、イランのウラン濃縮能力に疑問を呈する
http://d.hatena.ne.jp/navi-area26-10/20070412/1176378810

(ry
「イランと国際原子力機関IAEA)の協力は続いている。ロシアは、IAEAの客観的な評価に基づいて方針を決める」と強調。ウラン濃縮能力についての裏付けが無いまま追加制裁論議に踏み込むべきではない
(ry

とかありましたしね。IAEAの情報は重要ですね。