台湾の謝長廷氏来日、「対日交流」重視

http://www.asahi.com/international/update/0620/TKY200706200347.html

 来春の次期台湾総統選挙で与党・民進党の候補に選ばれた謝長廷(シエ・チャンティン)・元行政院長(首相)が19日に来日し、20日には東京都内で故・椎名素夫参院議員の追悼式に出席した。謝氏は「9月に再来日する」と語り、日本とのパイプ作りを積極化する意向を示した。

 謝氏は京都大学に5年留学した知日派。総統選でのライバルになる馬英九(マー・インチウ)前国民党主席は親中国的で日本と距離を置くため、「日本重視」で総統選での対抗軸を際立たせる狙いとみられる。