シャリフ元パキスタン首相、2週間以内に帰国する計画

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070829-00000135-reu-int
フィナンシャル・タイムズ紙ヘッドライン(29日付)より。

★1999年の無血クーデターで国外追放されたシャリフ元パキスタン首相、2週間以内に帰国する計画。[ロンドン]

パキスタン大統領、方針転換 平和会議出席へ(とその関連記事)
http://d.hatena.ne.jp/navi-area26-10/20070814/1187049681
では、

(ry
ムシャラフ大統領は11日、地元メディア幹部らと会見し、事実上の亡命状態にあるブット元首相や国外追放されたシャリフ元首相が来年初めまでに行われる総選挙に参加する意向を示していることについて「政治不安をもたらす」として帰国を認めない方針を示した。

といっていましたが、調べてみると、
パキスタン最高裁、シャリフ氏の帰国許可 大統領に打撃
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070824-00000080-san-int

 【バンコク=菅沢崇】パキスタン最高裁は23日、1999年のクーデターで失脚したナワズ・シャリフ元首相に対し、帰国を認める裁定を下した。AP通信が伝えた。シャリフ氏はムシャラフ政権批判の急先鋒(せんぽう)で、大統領の辞任を求めていた。同氏の帰国は、野党勢力を勢いづかせるのは必至で、今秋の大統領選で続投を目指すムシャラフ大統領にとっては大きな打撃となりそうだ。

 ムシャラフ大統領はシャリフ氏の帰国について「政治的な混乱を招く」として帰国を認めない方針を示していたが、シャリフ氏は今月2日、実弟のシャバズ氏と自身の帰国を求めて最高裁に提訴。今回の決定でシャリフ氏は、年内にも行われる総選挙の立候補も可能になった。

 シャリフ氏は99年10月、ムシャラフ氏らを中心とする軍のクーデターで解任された。脱税やハイジャックなどの罪で翌年12月には国外追放となり、シャバズ氏とともにサウジアラビアに渡った。現在もパキスタンイスラム教徒連盟シャリフ派(PML−N)を率いながら、ロンドンなどで事実上の亡命生活を送っていた。

 しかし、昨年5月に政敵のパキスタン人民党(PPP)議会派総裁のブット元首相と反ムシャラフで共闘することで一致、海外から揺さぶりをかけていた。

 ブット氏もラマダン(イスラム教の断食月)明けの10月に帰国を模索しているとされる。

 ロイター通信によると、シャリフ氏は滞在先のロンドンで記者会見し、「ムシャラフの終わりの始まりだ」と述べ、できるだけ早期に帰国し、総選挙に出馬する意向を表明した。

【関連記事】
ムシャラフ包囲網敷く野党 支持率急落、揺らぐ威信
パキスタン大統領、方針転換し平和会議出席へ
・対テロ戦のジレンマ 手詰まりムシャラフ政権
・アフガンとパキスタンテロとの戦い宣言
・【記者ブログ】女性の敵、タリバンふたたび台頭

という記事がありました。パキスタンの選挙は今秋ですか。後で見ておかないと。